▼ムエタイ ストロー級 3分3R
○ジョセフ・ラシリ(イタリア)
[1R 2分05秒 KO] ※左ヒザ
×品川朝陽(日本)
朝陽は吉成名高、奥脇竜哉とともに期待されるエイワスポーツジム三銃士の一人で(所属名はP.K.SAENCHAI MUAYTHAI GYM)、ムエタイスタイルの2人とは違い強打が持ち味。これまでMA日本フライ級王座、ルンピニージャパン認定スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ世界同級王座、ムエサイアム・イサーン・バンタム級王座を獲得。前戦は7月のBOMでのオープンフィンガーグローブムエタイ戦で高橋茂章から右ストレート、右フックで2度のダウンを奪っての判定勝ち。
2019年9月の『Road to ONE: CENTURY』に参戦し、オープンフィンガーグローブ戦で薩摩3373を左フック一撃でKO。2020年9月、「勝ったらONEと契約」を懸けた『Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT』では、KING強介を判定3-0で下し、2月にONEと正式契約。立ち技部門のONEスーパーシリーズにストロー級での参戦を決めて今回が待ちに待ったONEデビュー戦となった。
ラシリはWBCムエタイ世界バンタム級王者で、ラジャダムナンスタジアムでイタリア人として初めて勝利を収めた選手である。2018年1月にONEでサムエーに敗れているが、2019年3月の両国大会では秋元皓貴と対戦し、秋元にプロ初黒星を付けた一戦が光る。ONEでの戦績は2勝4敗。前戦はタイ・ランシットスタジアムにてパンペッチ・オー.ピティサックに判定で敗れた。現ONEムエタイ世界ストロー級3位。
1R、ラシリは右ミドルをキャッチすると蹴り足を引き付けてのフックを繰り出す。朝陽は右フックからの左ボディを鋭くめり込ませ、ラシリが組んでくると鮮やかにコカす。首相撲でのヒザ蹴りの応酬を経て、再び左ボディを食い込ませる朝陽。右ストレートもヒットさせるとラシリは首相撲からのヒザ蹴りからヒジ打ち。
朝陽のパンチをもらっても前へ出るラシリは、右ストレートをパーリングしようとした朝陽の手を弾いて右拳をテンプルに直撃。すぐに左テンカオを突き刺すと、朝陽はケージを背にダウン。右ストレートで意識が飛んでいたか、朝陽はそのまま動くことが出来ず、ラシリのKO勝ちとなった。
Joseph Lasiri's knee lands right ON TARGET 🎯 and TAKES OUT Asahi Shinagawa in the first round! #WeAreONE #ONEChampionship#ONEWinterWarriors2 | How To Watch: https://t.co/TP1EQ96v6z pic.twitter.com/A8cY4ru52i
— ONE Championship (@ONEChampionship) December 17, 2021