【リードカード】※午後8時30分から
▼キックボクシング ライト級 3分3R
×ムスタファ・ハイダ(イタリア)
[判定0-3]
○アドリアン・サディコビッチ(ドイツ)
ハイダは40勝(22KO)9敗3分の戦績を持ち、元ISKA世界-72.5kgオリエンタルルール王者。2014年7月にクンルンファイトでアンディ・サワーに判定で勝利、2017年4月にBellatorキックボクシングでエンリコ・ケールに判定で勝利した戦績が光る。2018年9月にONEに初参戦すると古豪ダニエル・ドーソンにKO勝ちも、2019年2月にはニキー・ホルツケンに判定負け。2021年2月の前戦もレギン・アーセルに判定で敗れた。
1R、サウスポーのハイダは下がりながらサディコビッチを引き付け、いきなり前へ出ての左ストレート。サディコビッチはジャブを出しながら前へ出てワンツーを顔面とボディへ打ち、右ローと右ミドルを蹴る。サディコビッチの右ローがローブローとなり試合は中断。再開後も前へ出るサディコビッチはワンツー、左フックを打つ。サディコビッチのバックハンドブローはヒジが当たって注意が与えられる。互いに相手の両腕閉じブロックの上からワンツーを当てるが、サディコビッチは右アッパーも放つ。
2R、ワンツーを伸ばして距離を取ろうとするハイダだが、サディコビッチが連打と接近してのヒザ蹴り、離れてのミドル&ローと攻撃を矢継ぎ早に繰り出す。ハイダは左ボディをめり込ませ、左テンカオを突き刺すが、サディコビッチの手数が出る。サディコビッチは左右ボディからの左右フック。サディコビッチはよく攻撃の手数が出る。ハイダは右ロー、左ボディ。終盤にサディコビッチが打ち合ってくると、ハイダはそのフックをかわして右ストレートを当てる。
3R、サディコビッチは左フックからの右ロー。左アッパーを空振りして身体が伸びきったハイダにサディコビッチが右ヒザを突き上げると、ハイダは横腹部を抑えて身体をくの字に。ダウンかと思ったか、サディコビッチは攻撃を休めてしまうがレフェリーは続行を命じる。そこでサディコビッチが左ボディでダウンを奪う。その後もヒザ、左ボディでハイダを攻めるサディコビッチ。持ち直したハイダはワンツーでの逆転を狙うが、サディコビッチの右ミドルをもらって後退。ハイダが左右フック、右ハイを放つもサディコビッチは下がらず、パンチを打ち返し続けた。
判定はダウンを奪ったサディコビッチの勝利。前タイトル挑戦者をいきなり破った。
Liver pâté, anyone? 🍴 Arian Sadikovic DROPS Mustapha Haida in the third round with a hard body shot 😖 #WeAreONE #ONEChampionship#ONEWinterWarriors2 | How To Watch: https://t.co/TP1EQ96v6z pic.twitter.com/Y0oybWgDKo
— ONE Championship (@ONEChampionship) December 17, 2021