▼第9試合 DEEPフライ級 5分2R
〇島袋 力(CORE)
[判定2-1]※19-19(マスト:嶋)、19-19(マスト:力也)、20-18
×力也(フリー)
PANCRASEからDEEPに主戦場を移した島袋は2018年12月に安谷屋智弘とドロー後、2019年3月に神龍誠に判定負け、7月にFighting NEXUSでKOREAN TOP TEAMのオ・ヒョプチャンに1R TKO負け。10月DEEPでランボー宏輔のギロチンチョークに1R 一本負け、2020年3月には藤田大和に判定負けで4連敗。しかし、2020年8月に松丸息吹に判定勝ちで2年4カ月ぶりに白星を掴んでいる。
対する力也は、インカレで2連覇したレスリングエリート。アグレッシブな打撃を信条とするが、2020年は1勝3敗。2021年は2月に関原翔にパウンドでTKO負け後、6月に伊澤カズトをパウンドアウトで勝利。バンタム級からフライ級に下げて2021年9月に日比野“エビ中”純也と対戦も、1R、日比野の右ミドルからのダブルレッグテイクダウンで下になりパウンドアウトされている。
1R、お互いに思い切り左カーフを蹴り、力也はフックで前へ出るが島袋はケージを大きく使って回り込む。この追いかけっこ状態が続くと、組み付いてきた島袋を力也が豪快なフロントスープレックス。しかし、上になったのは島袋でサイドをキープ。これはブレイクになり、力也がケージに押し込んだところで1Rが終了。
2R、ローを蹴って離れる島袋をフックを打ちながら追いかける力也。島袋も飛び込んでの左右フックを繰り出す。左フックから組み付いてテイクダウンにいった島袋に力也がガブリ、アナコンダチョークを仕掛けるも島袋に立たれる。判定は2-1と割れたが、島袋の勝利となった。