キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】1Rからダウンの応酬、新王者となった木村Cerberus颯太がRISEで山口裕人とのOFG戦を熱望

2021/12/07 19:12

▼第4試合 DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○空龍(空修会館)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×KING TSUBASA(ROYAL KINGS)
※空龍が-51kg初代王座決定トーナメント決勝に進出


 今年9月、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント準決勝を花岡と争った空龍がDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント準決勝に出陣。今年9月のRISE横浜大会に出場したKING TSUBASAと対戦した。花岡戦でプロ初黒星を喫した空龍だが、そのショックは微塵も感じさせない。1R終盤には右フックをクリーンヒットさせ、試合の流れを掴む。


 その後も空龍は左ハイ、ワンツーからの飛びヒザ蹴りで相手を追い込む。しかし、窮地に追い込まれてからがTSUBASAの真骨頂。2R終盤には打ち合いに応じ、一歩も引かない。3Rになると、右クロスで空龍に襲いかかった。しかし試合の流れを変えるまでに至らず、判定は3-0で空龍となったが、TSUBASAの善戦も評価されるべき内容だった。


 試合後、マイクを握った素顔はまだ高2という広島県在住の少年は「(来年3月13日の)決勝までにもっと強くなって、もっとしっかり倒せるようになってくる」と宣言した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア