キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】小笠原瑛作がダウンを奪うも苦戦の末に初防衛成功、安本晴翔に角田泰盛が大奮闘、花岡竜は老沼隆斗を初回KO

2021/11/28 23:11

▼第1試合 KNOCK OUT-REDスーパーライト級 3分3R延長1R
○小磯哲史(TESSAI GYM/J-NETWORKライト級王者)
判定3-0 ※29-28×3
×庄司啓馬(TEAM TEPPEN)


 小磯は自身が代表を務めるテッサイジムを率いながら現役で戦う会長ファイター。1999年プロデビューのベテランで48歳。2017年1月に蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王座、2019年10月にはJ-NETWORKライト級王座を獲得。2018年8月には『REBELS』で才賀紀左衛門とも対戦している。2020年12月のイノベーションで橋本悟にKO負けも、1Rから前へ出て左右フックの乱れ打ちを仕掛けるなど、激しい試合で場内を沸かせた。今年4月には『新日本キック』で勝次と対戦するもTKOに敗れている。戦績は16勝(6KO)28敗5分。


 庄司はDEEP☆KICKなどに参戦しており、6月の『Stand up』では小野幹晃に判定負けで戦績を4勝(1KO)5敗とした。年齢は小磯の半分、24歳。


 1R、小磯は庄司の右ミドルをキャッチすると同時に右ボディ。左右ミドルを蹴って積極的に攻める庄司に、小磯は距離をとって左右に構えを変えいきなり飛び込んでのジャブを見せる。庄司が前へ出て蹴ったところへ、小磯がキャッチしての左フックでダウンを奪う。すぐに立ち上がった庄司は左右ミドルを蹴っていく。


 2R、ジャブを突いて距離をとる小磯に庄司は右ロー。小磯のボディには庄司もボディを返す。小磯は左右でボディを叩き、庄司が前へ出てくると組み付いてヒザの展開に。小磯は徹底したボディ狙い。庄司は前へ行くがすぐに組み付いてしまい、有効打に結び付けられない。


 3R、庄司はひたすら組みに行ってヒザを蹴る。体力を削られる小磯。小磯は組まれる前にジャブ、ミドルを蹴るが庄司の首相撲に捕まってヒザをもらう。疲れから転倒を繰り返す小磯。


 庄司の追い上げは及ばず、ダウンを奪った小磯が判定で50戦目を勝利で飾った。

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