キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】小笠原瑛作がダウンを奪うも苦戦の末に初防衛成功、安本晴翔に角田泰盛が大奮闘、花岡竜は老沼隆斗を初回KO

2021/11/28 23:11

▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定0-2 ※28-30、29-29、29-30
○鈴木貫太(ONE’S GOAL)


 炎出丸は2005年4月デビュー、39歳のベテラン選手。首相撲からのヒザ蹴りを得意とし、2013年3月にはJ-NETWORKスーパーバンタム級王座に就いている。今年1月に横野洋にTKO負けするも、5月大会では加藤和也に苦戦を強いられるも得意の首相撲で勝利をもぎ取った。戦績は33勝(5KO)28敗8分。


 鈴木は昨年12月に壱・センチャイジムに判定負け、今年2月の大川一貴戦では判定勝ちを収めたが、6月には森岡悠樹にTKO負けを喫している。戦績は5勝4敗1分。


 1Rは両者慎重に距離を取る中、鈴木がいいタイミングで前蹴りを決める。2R、ジャブからワンツーに行く炎出丸に鈴木は前蹴り。距離をとるのが上手い鈴木は左ボディ、左ミドル、右ロー。炎出丸はパンチで前へ出ていくがなかなか距離を詰めることが出来ない。炎出丸の入り際に鈴木が左ハイ、すかさず炎出丸もパンチで攻める。


 3Rも前に出るのは炎出丸。ジャブ、右ストレートを打って行く。鈴木は前蹴りで突き放しにかかるが、距離を詰められて押される場面も。前に出て攻める炎出丸に右を入れた鈴木。判定は2-0で、前に出た炎出丸よりも的確に攻撃を当てた鈴木に凱歌があがった。

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