▼ヘビー級決勝 5分5R
○ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)236.4lb/107.22kg
[判定3-0] ※49-45×2, 48-47
×アンテ・デリア(クロアチア)243lb/110.22kg
※カッペローザがPFL2021年ヘビー級王者に
MMA13勝5敗のカッペローザは2018年7月のRIZINでイリー・プロハースカに1R KO負けを喫して以降、PFLで3連続KO・TKO勝ちで決勝に駒を進めた。
ミルコ・クロコップ門下生のデリアはMMA19勝4敗。チャンドラー・コールをTKO、デニス・ゴルツォフを判定で降し、決勝進出。カッペローザには5月に1R KO負けを喫している。
1Rに右でダウンを奪うカッペローザ、マウント&パウンドも打ち下ろすと肩固めも狙う。1R終了間際にデリアがリバーサル、立ち上がり反撃。ダブルレッグはカッペローザが切る。
2Rに右を効かせたデリアがボディロックテイクダウン。左でオーバーフックするカッペローザから左腕でパウンド! さらにサイドからノースサウスチョーク狙い、がぶりアナコンダチョークも、外れて下になったデリアをカッペローザがバック奪いパウンド。
3Rも先に右を当ててラッシュのカッペローザ。しかし、ケージ背に打ち返すデリアはダブルレッグへ。差し上げたカッペローザ。体を入れ替え小外刈り、ダブルレッグを仕掛けるもデリアも凌ぐと離れて逆にダブルレッグに。切るカッペローザ。
4Rもカッペローザが攻勢に。ワンツーからデリアのタックルを切ってバックに。背後からパンチも正対するデリアがテイクダウン。鉄槌を打つデリアに立ち上がるカッペローザ。
5R、カッペローザが右ローから詰めてダブルレッグテイクダウンからトップを奪い、パウンド。背中を見せたデリアのバックに乗るが、前に落としたデリアだが、すぐに立ち上がりダブルレッグはカッペローザ。パウンドをまとめてゴング。
判定は3-0(49-45×2, 48-46)で、1Rにダウンを奪ったカッペローザが要所でポイントも奪い判定勝ち。PFL2021年ヘビー級優勝のベルトを巻き、100万ドルを獲得した。
ベルトを手にしたカッペローザは、家族から父が先週の日曜日に他界した事を、試合後に告げられた。試合に集中してもらうため、家族は試合後まで父の訃報を伝えないようにしていたという。
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