▼第8試合 NKBバンタム級王座決定トーナメント 3分3R
×高嶺幸良(真門ジム/NKBバンタム級1位)
判定0-3 ※28-30、29-30×2
○海老原竜二(神武館/NKBバンタム級2位)
※海老原が決勝へ進出。
NKBバンタム級王座決定トーナメントが今大会からスタート。4名の選手がエントリーし、インターネットでのファン投票で第4試合終了後にリングにて組み合わせが当日発表された。
高嶺は1999年6月にデビューした兵庫県出身の47歳で戦績は8勝(3KO)9敗6分。サウスポーの海老原は2015年4月にデビューした埼玉県出身の30歳で戦績は11勝(5KO)9敗。
1R、高嶺は右ストレートを伸ばしていく。海老原は連打で下がらせての左ミドル。前半は高嶺がプレッシャーをかけて前へ、後半は海老原が攻撃で高嶺を下がらせた。
2R、高嶺は右、海老原は左を当て合う。海老原が飛び込んでのパンチを繰り出していき、高嶺が右を打ち返す展開も徐々に海老原の手数が増える。
3R、高嶺がパンチを出しながら前に出るも、海老原の左ローで高嶺は棒立ちに。高嶺も右ストレートを繰り出すが、海老原の左ローによるダメージは明らかで最後は海老原が左ローの集中砲火。判定3-0で海老原が決勝進出を決めた。
リングには先に決勝進出を決めた龍太郎も上がり、「海老原選手は倒しておかないといけない相手だと思っていたので、やることになって嬉しいです。僕は一番勢いに乗っていると思うので、このままチャンピオンになろうと思います」と挨拶。
海老原も「高嶺さんには以前負けていてプレッシャーがあって、とりあえず勝てて嬉しいです。龍太郎選手もアグレッシブに打ち合ってくれると思うので、ガツガツ盛り上げて僕がベルトを巻きます」と宣言した。