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インタビュー

【RIZIN】浅倉カンナ、24歳の決意「次、挑戦できるなら絶対にベルトを獲ってやる」。そのために女王・浜崎に「“怖いな”と思わせるような試合を」

2021/10/12 20:10

浜崎選手と大島選手は似た部分があるから、継続して対策出来た

 対戦相手の大島は、柔道ベース。3歳から始めた柔道歴は21年を数える。これまでに、柔術出身のさくらとの寝技合戦をアームロックで制し、にっせーをハンマーロックで極め、2021年6月のDEEP JEWELSアトム級GP準決勝では強豪パク・シウを1R 腕十字で極めるなど、腕関十段ともいえる極めの強さを誇る。

 特に相手の腕をキムラロックのクラッチで組んだときに、ポジションを入れ替えるなど強さを発揮する大島の動きは、同門の先輩・浜崎朱加も得意とする技のひとつだ。

 その大島について、浅倉は「大島選手はやっぱり極め力が強くて、柔道出身というのもあるので、身体も強いと思うんですけど、自分も(相手の)得意な部分で勝負しても問題ないように練習しているので、大丈夫と思います」と、組みの展開でも負けないと語り、相手が得意とするキムラロックについても、「前回(浜崎戦)と本当に同じパターンで、浜崎選手と大島選手は似た部分があるので、そこは継続して対策出来たのは、凄く自分にとってはありがたかったなと思います」と、対浜崎戦の練習が、大島戦に向けても活きていると語った。

次、挑戦できるなら絶対に獲ってやる

 プロキャリア1年半、MMA6勝2敗で二冠に輝いた大島のベルトを「2つも持っていて、会見の時はちょっと『いいな』と思った」と語るが、「でも、全然自分はレベルが違うと思っているので、そのレベルの違いをちゃんと見せられれば。試合の経験が一番出るかなと思いますし、出したいなと思います。自分もデビューして7年、8年目になるのでしっかり経験差を見せて行きたい」と、MMA18勝5敗の修羅場を潜って来た経験を試合で見せたいという。

「全局面でしっかり勝ちたいなと思います。3Rフルで戦わず、KOか一本で勝つのが理想ですね」と、フィニッシュ決着を予告する。

 それは、大島と同門の女王が持つ、ベルトを自身のものにするという強い思いの表れだ。

 ベルトは「本当に次、挑戦できるなら絶対に獲ってやるって気持ちですね」という浅倉は、「(浜崎に)“怖いな”と思ってもらえるような試合が出来ればいいなと思っています」と語った。

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