しんどい時は「ここで裏切れないな」と思って乗り越えた。レスリングのときから「負けた次」が強い
3月に悲願のベルト奪取はならなかった。それでも気持ちを切らすことなく、練習を続けることが出来た。
「自分の中でまだ目標を達成出来ていないので、辞めるという選択肢はあんまりなかったのかなと思います。その中でもしんどい時ってあって、そういうときに応援してくれる人の力って強いなと思います。いろんな人が応援してくれて、いろんな人の力を借りてここまで来ているので、しんどい時はそういう人たちの事を考えて、“ここで裏切れないな”と思って乗り越えました」と、周囲のサポーターの顔を思い浮かべ、その期待に応えたいという思いが力になったという。
その上で、「レスリングを小さいときからずっとやって、総合格闘技を始めたんですけど、レスリングのときから負けた次が強かったので、負けが無駄にならないようにしていきたいなというのは常にあって、今回もしっかり悔しさを爆発させて行きたい。やっぱりベルトにまた挑戦出来るように、一個一個ちゃんと積み上げていきたいなと思います」と、敗北を糧に強さを増してきたことを試合で出したい、とした。