▼Invicta FCバンタム級選手権試合 5分5R
×リサ・ヴァーゾサ(米国)134.6ポンド/61.05kg
[判定0-3] ※45-50×2, 46-49
〇タニーシャ・テナント(米国)134.7ポンド/61.09kg
※テナントがバンタム級王者に
もうひとつのタイトルマッチでは、村田夏南子と同じくUFC入りした元SEI☆ZAのユリア・ストリアレンコ(リトアニア)が返上したバンタム級のベルトを、ユリアにスプリット判定で敗れたリサ・ヴァーゾサ(米国)と、フェニックス・トーナメント勝者のタニーシャ・テナント(米国)が争う。
1Rからサウスポー構えのテナントは右ジャブ、左ストレートで、オーソドックス構えのヴァーゾサをとらえていく。2Rには、テナントが右ジャブの連打で打ち合いに持ち込むと、左ストレート、さらに右フックでヴァーゾサの腰を落とさせる!
Wow! Saved by the bell! @TaneishaTennant had Lisa Verzosa on skates! #InvictaFC44
— Invicta FC (@InvictaFights) August 28, 2021
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試合が進むにつれて、テナントは自身のレンジとタイミングを掴み、右ハイキックからの左ストレートも連続ヒット! それでも右を返すタフなヴァーゾサは、左右の連打でテナントを下がらせケージ際まで押し返す。
しかし、5Rまでに圧倒的なリードを持つテナントをヴァーゾサは捉えることはできず。最終ラウンドの残り30秒でテナントはヴァーゾサに蹴りを叩き込み、勝利を決定的なものにした。
判定は3-0(50-45×2, 49-46)でテナントが勝利。1R決戦のフェニックス・トーナメント優勝もスタミナ面で疑問視されていたテナントだが、見事、5R戦を戦い抜く心身両方のスタミナを持ち併せていることを証明し、バンタム級のベルトを腰に巻いた。