▼第1試合 MMA5分2R(延長1R)当日計量70.3kg契約
×河名マスト(ロータス世田谷)
[延長R 0分46秒 TKO] ※有効打によるカット、ドクターストップ
〇ジェイク・ウィルキンス(フリー)
パウンドありルールでプロデビューする河名真寿斗は、レスリンググレコローマンで、2017年U-23世界選手権59kg級金メダル、2015年世界ジュニア60kg級銅メダル。
同日に修斗でプロデビューする中村倫也と同期で、専修大学時代に全日本学生選手権、全日本大学グレコローマン選手権も制している。東京五輪レースでは、文田健一郎、太田忍に次いで3番手につけていた。ジェイク・ウィルキンスは、2019年の全日本アマチュア修斗選手権ライト級で優勝を遂げている。
1R、ともにオーソドックス構えから、首投げのウィルキンスにすぐに立ち上がる河名。サウスポー構えに変えたウィルキンスは左ヒジ、ストレートで河名は大量の鼻血。再開。ウィルキンスの蹴り足を取ってテイクダウンする河名だが抑え込めず。ウィルキンスの首投げを潰してサイドを奪うとマウントでパウンドを数発落としてゴング。
2R、組んで脇潜りスタンドバックにつく河名。崩してマウントも乗り過ぎて煽られ、ウィルキンスはケージウォークで立ち上がる。しかし、ついていく河名はサイド、マウント奪いパウンド。サイドからヒザを突く。本戦判定は1Rずつ取り合い、3者19-19ドローで延長戦に。
延長R、左ハイキックを当てるも蹴り足を取られたウィルキンスだが、立ち上がりヒジ!河名はハイキックでカットしたか、傷口が大きくドクターストップ。河名はグラウンドではほぼドミネートしたが、マウントを返して勝機を掴んだウィルキンスが、逆転のTKO勝ち。
延長RでTKO勝ちしたウィルキンスは流ちょうな日本語で「応援ありがとうございます。ちょっと心が折れかけましたが、今後もネクサスのベルトを狙います」と笑顔で挨拶した。