MMA
レポート

【UFC】ディラショーがサンドヘイゲンにスプリット判定勝ち「タイトルマッチを」。パイヴァがフィリップスに、バーバーがマーヴェリックに競り勝つ

2021/07/25 08:07

▼女子フライ級 5分3R
〇メイシー・バーバー(米国)9勝2敗(UFC4勝2敗)125.5lbs/56.93kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29

×ミランダ・マーヴェリック(米国)9勝3敗(UFC2勝1敗)125.5lbs/56.93kg

 1R、ともにオーソドックス構えから。遠い間合いから右を伸ばし圧力をかけるマーヴェリック。ユライア・フェイバーがコーナーマンのバーバーはサークリングしながら右ミドル。しかし詰めるマーヴェリックもミドルの蹴り返し。サウスポー構えにスイッチし、右ジャブから左の蹴りに繋げる。右を打ち、右に回ろうとするバーバーを左の蹴りで止めるマーヴェリック。右から左のワンツー。

 2Rも圧力をかけるのはサウスポー構えのマーヴェリック。バーバーも右足前に変えるが、ワンツー&右ローまで繋ぐマーヴェリックが前に。左で差して押し込むが突き放したバーバーが今度はボディロックからテイクダウン狙い。金網際で右のヒジを当てる。

 離れた両者。右から左で飛び込むバーバーに、左右を返すマーヴェリックはダブルレッグテイクダウンから立ち上がり際にバックテイク。両足をフックすると残り10秒でバックマウントパウンド。組みで展開を打破したバーバーだが、後半はマーヴェリックに攻め込まれた。

 3R、左右フックのマーヴェリック。右を振るバーバーに左ミドルで迎撃する。バーバーもサウスポー構えから左ハイも空ぶり。右を振りボディロックから小外がけテイクダウンもマーヴェリックは金網背に立ち上がる。ワンツーで前に出るバーバーに左を振るマーヴェリック。バーバーは右で差して組んで左ヒジ狙い。離れ際に右バックヒジも! 離れて右ストレートで飛び込むバーバー。3Rに追い上げを見せたが……。

 判定は2-1(29-28×2, 28-29)でテイクダウンアテンプトと際の打撃が評価されたか、2R、3Rを取ったバーバーが勝利。ロクサン、アレクサ・グラッソ戦の判定負けの2連敗から脱出。1年9カ月ぶりの白星を掴んだ。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント