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レポート

【Krush】新美貴士がわずか“16秒”の秒殺TKO勝利で王座防衛&リベンジ達成

2021/06/25 21:06

▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
延長R 判定0-3 ※7-10×3
〇安川侑己(志村道場)
※本戦の判定は29-30、29-29、29-29。


 提髪は5勝(2KO)2敗の22歳で、K-1カレッジ2018 -60kgで優勝している。現在2連勝中。対する安川はHEATを主戦場とし、今年4月のHEATではポッシブルKを判定に降している。戦績は7勝(3KO)4敗でK-1 JAPAN GROUPには初参戦。


 1R序盤、提髪は垂直に飛び上がる飛びヒザ蹴りから左右のラッシュでいきなり安川をロープ際まで追い詰める。安川も右アッパーと左フックで反撃。ボディをパンチとヒザで攻める提髪。安川は前に出て右ストレート、ワンツー。提髪がパンチ、ヒザで攻めるが安川は前に出続ける。提髪はいいタイミングでヒザを突きさすが、やはり安川は下がらず前へ出てパンチを打つ。


 2R、安川が左ボディから右フック、提髪は左ローを蹴って左右のヒザ蹴り。面白いように左ローと左右のヒザ蹴りを当てる提髪だが、安川は全く下がらず両腕ブロックを固めて前に出てのワンツー、左右フック。まともに提髪の攻撃をもらいながら下がらず左右フック、アッパーを繰り出す安川。


 3R、提髪は左ミドルと左ロー、さらにヒザ蹴り。安川は左右フック、ワンツー、右アッパーで反撃。手数が増えていく安川は左右フック、提髪もヒザ蹴りを出す。疲れが見える提髪にさらにパンチを叩き込んでいく安川。提髪はヒザ、安川は右アッパー。終盤になると安川の左右フックが提髪を捉える。


 本戦はジャッジ1名が安川を支持したがドロー。延長戦になると、提髪は右フックと左ミドルで積極的に攻撃を出す。しかし安川は左右フックを返す。左ミドルを蹴る提髪に前へ出てフックを出し続ける安川。中盤、安川の連打で提髪の動きがついに止まる。安川の一方的な連打が続き、提髪はスタンディングダウン。さらに安川は左右の連打を加えて2度目のスタンディングダウンに。最後までパンチを出し続けた安川は、試合終了と同時に雄たけびをあげる。

 ダウンを2度奪った安川が執念で勝利をもぎ取った。

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