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レポート

【Krush】新美貴士がわずか“16秒”の秒殺TKO勝利で王座防衛&リベンジ達成

2021/06/25 21:06

▼第5試合 Krushウェルター級 3分3R延長1R
〇FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
KO 1R 0分59秒
×絢太(CUC)


 FUMIYAは水泳でジュニアオリンピックに出場し、陸上でも関東大会出場を果たしたフィジカルエリート。2017年3月にKrushでプロデビュー。2020年11月の『スーパービッグバン』では当時のKrushウェルター級王者・山際和希をKOしたが、今年4月にKrush初参戦の幸輝に初回KO負けを喫し、今回が再起戦。戦績は6勝(6KO)8敗。


 絢太は2020年11月のK-1福岡大会でK-1 JAPAN GROUPに初参戦。身長188cmの長身サウスポーで、小鉄に先制のダウンを奪われるも左ストレートでダウンを奪い返したが、最後は3R56秒、KO負けを喫した。2月の九州プロキックではKPKB初代スーパーウェルター級王座決定戦で幸輝に敗れている。戦績は13勝(9KO)7敗。


 1R、サウスポーの絢太は左ミドル、FUMIYAは左ロー&右ミドルを蹴る。FUMIYAの右ヒザ蹴りからの左フックにグラつく絢太。FUMIYAの右ハイに絢太も左ハイを返す。絢太の左ストレートにFUMIYAが右バックハンドブローを返すと、これがテンプルをかすめるようにヒットして絢太はもんどりうってダウン。


 そのままFUMIYAがKO勝ち。KOタイムは59秒だった。FUMIYAはマイクを持つと「僕1年以内にチャンピオンになると決めているので、次じゃなくてもいいんですけれど、すぐにタイトルマッチでもいいんですけれど(加藤)虎於奈と試合をしたいのでよろしくお願いします」と、加藤との対戦をアピールした。

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