▼第6試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
×鷹大(WSRフェアテックス西川口/WMC世界スーパー・バンタム級王者、WPMF日本同級王者、WPMF日本フェザー級王者)
KO 1R 3分00秒
〇國枝悠太(二刃会)
鷹大はムエタイで活躍し、これまでWMC世界スーパー・バンタム級王座、WPMF日本同級王座、WPMF日本フェザー級王座と3つのタイトルを獲得。2018年からはKrushを主戦場とし、2019年6月にはK-1初参戦を果たしたが小澤海斗に敗れた。11月の再起戦では森坂陸から勝利を奪っている。戦績は22勝(8KO)11敗1分。
國枝は今年1月からKrushに参戦し、初戦は龍斗に判定で敗れたが、3月の2戦目では林京平を1Rで豪快KO。10勝(5KO)5敗3分の戦績を持つ。國枝のセコンドには玖村修平と平本蓮が就く。
1R、國枝がワンツーで先制。鷹大は國枝の左フックに左フックを合わせる。鷹大の左ボディに左フックを合わせる國枝。互いに至近距離でパンチを打ち合う。國枝はカーフも蹴る。國枝の逆ワンツーに鷹大は左フック。鷹大は右のカウンターをヒットさせ、さらに左も当てるが國枝は下がらず前へ出る。
ラウンド終了間際、飛び込んでの右ストレートをヒットさせた國枝はさらにワンツーで追い打ちし、倒れかかった鷹大の右ボディにも一発。鷹大は後転するようにロープの外へ倒れ、あわやリングから転落しそうに。ゴングはすでに鳴っている。
インターバル中も悶絶して立ち上がれない鷹大。うめき声をあげ、インターバルの1分間が終わっても立ち上がることはできなかった。鷹大は担架で運ばれることに。審判団による協議が行われ、「最後に放った國枝選手の攻撃がほぼゴングと同時ということでした。メインレフェリーの判断は1R内の有効な攻撃という判断になりました。よってこの試合は1R3分00秒、國枝選手のKO勝ちとなります」との見解が発表された。
マイクを持った國枝は「ありがとうございます。どうですか、國枝悠太の試合。面白いと思います。この後、フェザーのタイトルマッチがあるんですけれどもそこにプレッシャーをかけられたと思うし、僕は(Krushに)来てまだ今日で3戦目なんですけれど、フェザーのチャンピオンと僕をやらせてみたらどっちが勝っても負けても面白い試合になると思うので、中村プロデューサーお願いします」と、タイトル挑戦をアピールした。