▼セミファイナル(第7試合)Krushウェルター級 3分3R延長1R
×山際和希(谷山ジム/第7代Krushウェルター級王者)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)
山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨。しかし、王者として臨んだ11月の『Bigbang』でFUMIYAにKO負けを喫し、続く今年1月の初防衛戦で加藤虎於奈に敗れて王座を失った。戦績は31勝(13KO)16敗4分。
寧仁太は184cmの長身を誇り、第25回K-1アマチュアAクラス -70kg優勝。3月のK-1では海斗をKOで葬り、戦績を4勝(4KO)無敗としたホープ。
1R、ローを蹴り合う両者。両方とも強烈なローを放ち、右ミドルも蹴る。山際は右ストレートで入り込み、ヒザを蹴ろうとした寧仁太に右フック。右ミドルで寧仁太を下がらせる山際だが、体勢を立て直した寧仁太も右ミドルを蹴る。
2Rも強烈な右ローを蹴り合う中、1Rから山際の右ストレートに合わせに行っていた寧仁太の右ストレートがカウンターで入る。下がる山際に寧仁太は右ミドル、左ミドル。長いジャブを突く寧仁太に山際は左フックで飛び込むが、寧仁太はすぐにジャブで突き放す。
3R、山際がワンツーから右ローで前へ出る。寧仁太も右ミドルから右ストレート。アゴにヒザを突き上げ、ハイキックも蹴る寧仁太だが山際はかわす。左右フックを放つ山際に、寧仁太はハイキックとヒザ蹴りで脅かす。寧仁太が右ストレートから左フック、下がる山際をコーナーへ詰める寧仁太。山際も左右フックで応戦するが、寧仁太が右ストレートで押していく。