シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がZST王者・小金翔の投げを封じて6連勝、笠原弘希は古村匡平との接戦を制す、村田聖明がモハン・ドラゴンに勝利

2021/06/20 22:06

▼第4試合 SB日本ヘビー級エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級2位)
TKO 1R 2分30秒 ※レフェリーストップ
×MAX吉田(BLUEDOG GYM/元インターナショナルマーシャルアーツ王者)


 坂本は2009年11月にプロデビュー戦を行い敗れたものの、その後は12連勝をマーク。2013年4月には鈴木悟を破り、SB日本スーパーウェルター級王座を奪取した。2014年4月には小西拓槙、11月には内村洋次郎、2015年2月には長島☆自演乙☆雄一郎、6月にはT-98を破るなどSB中量級のエースとして大活躍したが、2015年後半からは黒星が増え、2020年12月に思い切ってヘビー級に転向。内田ノボルに勝利し、前戦は4月に173cm、102kgの巨漢チャンにも勝利して2連勝。戦績は32勝(6KO)16敗。


 SB初参戦となる吉田はかつてアントニオ猪木が立ち上げたIGF所属の元プロレスラー。柔術にもチャレンジし、JBJJF全日本大会などで優勝した実績を持つ。柔術ではルールで認められているブレーンバスターを何度も決めたことがあるといい、「坂本戦でもブレーンバスターを出して場外に落としてやりますよ」と豪語。今回は立ち技初挑戦となり、SBでどのような戦いを見せるか。


 1R、右ローを蹴る坂本に前へ出る吉田はワンツー、左右フックと積極的に攻める。坂本は右ストレートを打ち返すが、吉田は下がらずパンチを繰り出す。打ち合いとなり、坂本が右ストレートをヒット。吉田も負けじとジャブを何発も当てるが、坂本の右ストレート、右フックをまともに受け続け、最後は右フックで豪快にダウン。


 立ち上がるも足がふらつき、レフェリーがストップ。同時にセコンドからもタオルが投入され、坂本のTKO勝ちとなった。

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