キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】モトヤスックが喜入衆に衝撃KO勝ち、8月大会で緑川創との一騎打ちが決定

2021/05/29 21:05

▼第4試合 ジャパンキック ライト級 3分3R
〇内田雅之(KICK BOX/ジャパンキック ライト3位・元日本フェザー級王者)
TKO 3R 3分00秒 ※レフェリーストップ
×興之介(治政館/同級4位)


 1Rと2Rに内田が右ストレートでダウンを奪い圧倒的優勢に。内田も深追いはせずローの蹴り合いを淡々と行う。興之介はダウンを奪い返そうとパンチを連打するが内田を捉えきることが出来ない。


 3Rも内田は淡々と右ロー、左ミドルを蹴り手数は少な目。興之介は右ハイキックを狙い、パンチで前へ出る場面もあるが手数が少ない。興之介の左フックを空振りさせた内田が右フックで巻き込むようなダウンを奪い、最後は右のバックスピンエルボー。この一撃が見事に決まり、ダウンした興之介の額からは鮮血が吹き出る。


 レフェリーがすぐにストップし、内田の壮絶なTKO勝ちとなった。

▼第3試合 55kg契約 3分3R
〇義由亜JSK(治政館)
判定3-0 ※30-27×3
×中島大翔(GETOVER)


 ジャパンキック軽量級の怪物と期待される義由亜と、GETOVER中島稔倫会長の長男が対戦。中島は今回でプロ2戦目となった。


 1R、右ロー連打の中島に、義由亜はカウンターの右ストレートを返していく。義由亜は長身を活かして組んでのヒザを仕掛けるが、中島もヒザを当て返す。2R、組んでのヒザ、右ストレートをもらいながらも中島は前に出てパンチを返すが、義由亜のパンチで押されてしまう。3R、義由亜は組んでもヒザ、中島をこかしていくだけでなく、長いリーチから繰り出す右ストレートを当て、中島を入らせない。ヒット数の義由亜が判定勝ちした。

▼第2試合 ジャパンキック ウェルター級 3分3R
×山内ユウ(ROCK ON)
判定0-3 ※27-30×3
〇正哉(誠真)


 両者ともにデビュー戦。1Rゴングと同時に正哉がパンチラッシュを仕掛け、山内はダウンを奪われるかと思われたがパンチを打ち返す。正哉は左ハイ、2Rにはバックスピンキックをクリーンヒットさせたものの、山内はタフネスぶりを発揮し倒れない。3R、さすがに攻め疲れを見せる正哉だが、最後まで山内を追い込み大差の判定勝ちを収めた。

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