キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】モトヤスックが喜入衆に衝撃KO勝ち、8月大会で緑川創との一騎打ちが決定

2021/05/29 21:05

▼第5試合 53.5kg契約 3分3R
×石川直樹(治政館/ジャパンキック フライ級王者、元スック ワン キントーン スーパーフライ級王者、元日本フライ級王者)
判定0-3 ※29-30×3
〇ジョッキーレック・ZERO(タイ/ZERO/元タイ国イサーンスーパーフライ級王者、元DBSスーパーフライ級王者)


 旗揚げ戦からジャパンキックを引っ張ってきた石川は2020年1月大会で四冠王・松崎公則にTKO勝ち。しかし、8月大会ではHIROYUKIとの再戦でカーフキックによるKO負けを喫した。今回が再起戦。当初は蹴拳バンタム級1位・志賀将大との対戦が決まっていたが、ジョッキーレックに変更となった。


 試合に先立ち石川はこの試合を最後にバンタム級転向を表明、ジャパンキックのフライ級王座をリング上で返上した。


 1R、強い右ローを蹴ってくるジョッキーレックに石川はワンツーで対抗。ジョッキーレックが石川の蹴り足をキャッチしての軸足払いで奇麗にコカす。石川も右ローを蹴るがジョッキーレックはしっかりとカット。右のパンチを狙っていく石川。


 2Rになるとヒジを狙ってくるジョッキーレック。これに石川も前へ出て攻めの姿勢を見せたが、ジョッキーレックの右フックでガクッとヒザを折る。すかさず倒しに行こうとしたジョッキーレックだが、石川は得意の首相撲に持ち込んでこのピンチをしのいだ。


 3R、ロープを背負い待ちの体勢で右フックを狙うジョッキーレックに、石川は右ロー、パンチの連打と積極的に前へ出るが、守りに入ったジョッキーレックをなかなか捉えることができない。石川の左ボディ、右フックに組み付いて時間を稼ぐジョッキーレック。


 判定は3-0でジョッキーレックが逃げ切りに成功した。

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