▼ミドル級 5分3R
〇フィリップ・ハウズ(米国)186lbs/84.37kg
[判定3-0] ※30-26×2, 29027
×カイル・ドーカス(米国)186lbs/84.37kg
1R、サウスポー構えドーカス。オーソドックス構えのハウズはダブルレッグテイクダウン。ハーフガードのドーカスは左で脇を差してスイープ。フルガードに戻すハウズは後転して立とうとするがバック狙うドーカス。強引に立ち上がるハウズ。なおもダブルレッグはドーカス。ここは差し上げるハウズが離れ際に左を打つ。
2R、左を当てて組むドーカス。四つから投げも腰の強いハウズが潰してスタンドバックに。正対するドーカス。離れるドーカスは打撃勝負に。右ボディストレートを打つハウズは右オーバーハンドも。ハウズのヒザ蹴りがローブローに。再開。左ボディ、右フックの対角線攻撃のハウズ。身体がくの字になるドーカス。さらに右ミドルも。
#UFCVegas26 Official Result: @PhillipHawes5 (30-26, 30-26, 29-27) defeats Kyle Daukaus by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) May 9, 2021
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3R、詰めて左から右はハウズ。さらにダブルレッグテイクダウン。ギロチンを合わせに行くドーカスだが、首を抜くハウズにドーカスはクローズドガードに。左で枕に巻き背中を着かせて片足を抜くハウズは右手でパウンド。溜まらず亀になるもパウンドにハーフガードにするドーカスはフルガードに戻すもブザー。
判定は3-0でハウズが勝利。7連勝で戦績を11勝2敗とした。
◆ハウズ「イジー(イズラエル・アデサニヤ)戦の準備はできているつもり」
「もっとうまくやれたはずだ。ノックアウトを狙って気合いを入れすぎたせいで自分のショットをダメにしてしまったんだと思う。2Rと3Rは調整してジャブを打つようにした。カイル・ドーカスのような相手に勝てたことは本当にうれしい。彼は1敗しかしていないし、すごい相手だった。俺には2R目を乗り切れられないと言う人がいたけどね。嬉しいけど、まだ改善しないといけないところがある。試合前の誇大広告は気にしていない。ああいう人たちはただ話しているだけ。2Rで俺をフィニッシュすると言っていた。彼のコーナーが俺の悪口を言っているのが目に浮かんだけど、追い詰めたのは俺だ。敗北とともに帰るのは向こうだし、俺はそれに満足している。
何度か18秒のノックアウトを経験して、どの試合も18秒のノックアウトになるんじゃないかと思い始めていたんだけど、ここ3試合はすべて3ラウンドにもつれ込んだ。自分としては、どうしたもんかと。でも、ここ居られることはラッキーだと思っている。勝利できたことも、こういう知識を得られたことも神に感謝している。イジー(イズラエル・アデサニヤ)戦の準備はできているつもりだ。あとは待つだけ。これまでは友だちみたいな関係だったのに、向こうがインスタグラムのフォローを外してきた。つらかった。その傷を癒やさないと。ジムに戻ってイジー戦に備える。休みはない。すべてをかけて世界王者になりたい」