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【UFC】女子フライ級でロドリゲスがウォーターソン下す、緊急参戦モロノがセラーニをTKO! マグニーがニールに判定勝ち、ヒバスに陽性反応でヒル戦は中止に

2021/05/09 09:05

▼ライト級 5分3R
〇グレゴール・ガレスピー(米国)156lbs/70.76kg
[2R 4分51秒 TKO] ※パウンド

×ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)160.5lbs/72.80kg※

※フェレイラは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のガレスピーに報奨金の30%を支払う

 ライト級12位のフェレイラと、14位のガレスピーの対戦。

 1R、シングルレッグのガレスピーに、ヒザ十字、アンクルを狙うフェレイラ。離れるガレスピーはシングルレッグを切られるもさらにダブルレッグ、シングルレッグに移行。切るフェレイラはオモプラッタ。

 上になるガレスピーはマウントを奪いかけるが、脇差し立とうとするフェレイラ。小手に巻くガレスピー。離れる両者にすぐにダブルレッグでアタックするガレスピー。しかし、バックに回るフェレイラは上からヒジ。

 2R、ジャブを突きながらシングルレッグに入るガレスピー。足を抜くフェレイラに、なおもシングルレッグに入ると踵を上げてテイクダウン。しかしスクランブルするフェレイラはキムラ狙いからバックへ。落として際で上を取るガレスピー。下からキムラクラッチを組むフェレイラを外して削りに。

 背中を着くフェレイラは下から腕十字狙いも外すガレスピーはバックに。前転するフェレイラについていくガレスピー。動きが落ちたフェレイラはスクランブルも最後にバックを奪うのはガレスピー! ニアマウントを奪いパウンド。フェレイラの仕掛けを潰して完全マウントを奪い、背後からヒジ打ち!

 レスリングvs.柔術で1Rにバックも奪われたガレスピーだが、フェレイラを根負けさせ、2R残り10秒内で試合を決めた。2019年11月にケヴィン・リーにKO負けしたガレスピーだが、復活の勝利でMMA14勝1敗とした。フェレイラは2月のベニール・ダリウシュ戦のスプリット判定負けに続き2連敗。

◆ガレスピー「俺がリーとの試合をきっかけに引退したと思ったファンもいただろう」

「決して楽な試合ではなかった。何人かに試合後、“疲れているように見えた”と言われたけど、それは身体的な不準備からきた疲れではなく、試合のテンポが早かったのが理由だと思う。相手もペースを崩すことなく攻めてきた。相手のペースを崩そうと俺もトライしたんだけど、その結果、1R終了後の疲労はものすごかった。1Rでは相手に良いポジションを与えてしまい、パンンチも食らってしまった。改善点は多くあったと思うけど、勝利したのは事実だ。勝利した後に泣いたことは今までないけれど、今日の試合は特別にタフだったこともあって感情が表に出たのだと思う。2年以上試合に勝ててなかったことも理由としてあるだろう。俺がリーとの試合をきっかけに引退したと思ったファンもいただろう。今日は何とか良い試合ができるように祈っていた」

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