【メインカード】
▼ライトヘビー級 5分3R
△イオン・クテラバ(モルドバ)206lbs/93.44kg
[判定1-1] ※29-28, 28-29, 28-28
△ダスティン・ジャコビー(モルドバ)205lbs/92.99kg
ライトヘビー級戦では、イオン・クテラバ(206lbs/93.44kg)とダスティン・ジャコビー(205lbs/92.99kg)が対戦。
マゴメド・アンカラエフに2連敗中のモルドバのクテラバは計量後のフェイスオフで、UFC2連勝中の元GLORY戦士のジャコビーに対し、いきなり首根っこを掴んで激高しており、いただけない乱闘劇を繰り広げている。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローはジャコビー! クテラバは左を振って前進しダブルレッグテイクダウン。立ち際にバックに回り崩すが、立ち上がるジャコビー。なおもバックに崩して投げるクテラバは背後からパウンド。立ち際を再三崩してパウンド。その都度ジャコビーは金網まで這って立つが、立ち際に右ヒジを連打するクテラバ!
背後から小外で足をかけて崩すクテラバ。背中につかれながらパウンドを受けるが、ようやく正対するジャコビーは離れてワンツーを当てる!
#UFCVegas25 Milestone:
— UFC News (@UFCNews) May 2, 2021
Ion Cutelaba's eight takedowns landed in round one tonight tie the single-round UFC LHW record set by Jimmy Crute vs. Michal Oleksiejczuk.
2R、ヒザ蹴りを当てるジャコビー! しかし詰めて金網まで押し込むクテラバ。離れ際にヒザ蹴りも。シングレレッグで軸足を払おうとするクテラバだが、足を抜き離れるジャコビー。左ジャブを突く。左フックを返すクテラバに右を差すジャコビーが放してスタンド勝負。クテラバのダブルレッグをスプロールし、右ロー。そこにクテラバも右を合わせる。
詰めて行くジャコビー。右を振るが、そこに右アッパーを狙うクテラバ。防御するジャコビーは左インロー、左ジャブ! クテラバのアゴが上がる。さらに右ストレートを当てる! クテラバの右は空を斬る。
3R、左を打つクテラバだが、ジャコビーは右ストレート。クテラバの大きな右ヒジをかわしすジャコビーは右跳びヒザへ。それをかわして掴んだクテラバ。しかし、体を入れ替えて押し込んだのはジャコビー。シングルレッグへに自ら入る。ここは切ったクテラバが右フック! ここはクリンチからダブルアンダーフックで詰めるジャコビーが最後にダブルレッグテイクダウン! クテラバに腰を着かせてブザー。
29-28!
— UFC (@ufc) May 2, 2021
28-29!
28-28!
We have a split draw from #UFCVegas25 🤝 pic.twitter.com/2MdETJS4LE
判定は1-1(29-28、28-29、28-28)ドローに。計量で険悪な掴み合いを繰り広げたクテラバだが、試合後は互いに健闘を称えあった。
#UFCVegas25 Official Result: Ion Cutelaba (29-28) and Dustin Jacoby (29-28) fight to a Split Draw (28-28)
— UFC News (@UFCNews) May 2, 2021