2026年3月8日(日)米国ラスベガスのT-モバイルアリーナにて『UFC 326: Holloway vs. Oliveira 2』(U-NEXT配信)が開催されている。
▼ミドル級 5分3Rカイオ・ボハーリョ(ブラジル)17勝2敗(UFC7勝1敗)ライニアー・デ・リダー(オランダ)21勝3敗(UFC4勝1敗)※元ONE世界ミドル&ライトヘビー級王者
コメインでは、ミドル級7位でファイティング・ナーズのリーダーカイオ・ボハーリョと、元ONE王者で現8位のライニアー・デ・リダーが対戦する。
ブラジルのボハーリョは、DWCS2021からUFC入りし、7連勝をマークも、2025年9月の前戦でナッソーディン・イマボフに判定負けでオクタゴン初黒星を喫した。
オランダのデ・リダーは、元ONE世界ミドル&ライトヘビー級王者。2024年11月にUFCに参戦し、ジェラルド・マーシャート、ケビン・ホランド、ボー・ニッカル、ロバート・ウィテカー相手に5連勝。2025年10月の前戦でブレンダン・アレンに4R TKO負け。ともに今回が再起戦となる。
カイオ・ボハーリョ(ミドル級7位)「敗戦後、自分を知ること、自分の行動や言葉、そして自分の思考を意識すること。それをすごく深くやった」
──前回の試合はあなた自身も「減量明けで万全じゃなかった」と認めていましたよね。8月の減量を経てあの試合に入ったわけですが、今回はフィジカル的にどうですか?キャンプや日常も含めて、今の状態を教えてください。(※前回の試合=2025年9月『UFCファイトナイト・パリ』でイマボフに判定負け)
「今は100%だよ。ようやく自分に戻った。いや、戻ったどころか前よりいい。自分のことをもっと分かるようになった。そこが俺のパワーの源だと思う。今の俺は自分を分かりすぎてるくらい分かってる。100%モチベーションもあるし、気分も最高。ぶちかます準備はできてる」
──いろんなインタビューを見ていても、その内省の話をよくしていますよね。前回から今回まで、その部分はどれくらい影響しましたか?
「全部だよ。人生の全部に影響した。ファイターとして、人間として、父親として、夫として、息子として。全部の面で、もっと今ここにいられるようになった。ファイターって、自分をファイターとしてしか見なくなる時がある。でもファイターなんて俺の一面でしかない。俺にはいろんな顔があって、それをもっと知って、もっと受け入れられるようになった。だから今、人生で一番いい状態だよ」
──前回の試合の後、あなた、マウリシオ・ルフィ(ライト級9位)、ジェアン・シウヴァ(フェザー級6位)が揃って結果を落とした、という流れもありました。そこから彼らはまた勝って、今度はあなたの番です。いわゆる(カイオらが創設したチーム)Fighting Nerdsは終わってないってことを証明する上で、どれくらいモチベーションになっていますか?
「今はカムバックの時期だよ。誰にも止められない。チームとして戻ってきたし、つながりも取り戻した。もう一回ちゃんと地に足をつけた。で、今みんなが結果を見てる通りだ。仲間のことが誇らしいし、嬉しい。俺が最初にUFCに入って、最後にこのカムバックシーズンを完成させるのも俺だよ」
──あなたのコーチの一人がDark Nerdsって書いたシャツを着ているのを見ました。あれは何なんですか?
「あれはブランドだよ。俺のコーチのフラヴィオ・アルヴァロが作った。ブラジルではレジェンドで、80戦以上やってる。素手で、ルールなしで戦ってた時代もあるし、ブラジルですごく尊敬されてる人だ。俺たちFighting Nerdsって、普段は笑ってて、みんなに優しくて、いい雰囲気でいるだろ?でも彼は別のエネルギーを持ってくる。陰と陽みたいな感じ。試合を見れば分かるけど、俺たちが勝ってボーナスを取って、KOやフィニッシュを決めても、あの人は笑わない。ずっとあの感じなんだ。だからDark Nerdsっていうブランドを自分で作った。めちゃくちゃいいよ」
──別のインタビューで、相手の映像をたくさん見て研究すると言っていました。では相手のライニアー・デ・リダー(ミドル級8位)についてはどう見ていますか?前回の試合から得られるものはありましたか?(※デ・リダーの前回の試合=2025年10月『UFCファイトナイト・バンクーバー』でブレンダン・アレンにTKO負け)
「どんな試合からでも得られるものはあるよ。彼も俺のイマボフ戦から何か得られるはずだしね。ただ、正直言うと、彼は自分に嘘ついてるだけなんじゃないかって思う。前回の試合でも良い動きは出ていたよ。すごくいいファイターだよ。打撃はちょっとやりにくい独特な感じで、プレッシャーも強い。グラップリングはめちゃくちゃ強い。ファイターとして本当にリスペクトしてる。だから俺は過去最高のデ・リダーと戦うって想定してる」
──あなた自身はグラップリングバックボーンですが、あなたも彼を「素晴らしいグラップラー」だと言いました。彼は組みに来てテイクダウンを狙ってくると思いますか?
「100%テイクダウンを狙ってくるね。そうでないなら、正気じゃない。だって彼は分かってるはずだろ。俺はキャノニア相手に何をした?ポール・クレイグ相手に何をした?(※キャノニア戦=2024年8月『UFCファイトナイト・ラスベガス96』で判定勝ち、クレイグ戦=2024年5月『UFC 301』で、2R 2分10秒でKO勝ち)彼は100%テイクダウンして、絞め落としに来る。それが彼が試合で勝つための唯一の道だと思う。データを見ても、彼の直近5試合はずっとグラップリングしてて、5試合全部で1分以内にタックルに入ってる。だから今回も100%テイクダウン狙いだ」
──今のミドル級についてどう見ていますか? あなたもライニアー・デ・リダーも前回の試合では敗れていますよね。一方で、その相手たちはまだ試合が決まっていない。ハムザト・チマエフ(ミドル級王者)も試合が組まれていないし、ドリカス・デュ・プレシ(ミドル級1位)もそうです。ショーン・ストリックランド(ミドル級3位)は最近勝ちましたが。今のこの階級をどう見ていますか?
「それは俺のコントロール外のことだよ。俺は自分自身と、自分がコントロールできることに集中するだけ。ただ、この階級は今ちょっと停滞してる。でも同時に、めちゃくちゃ競争が激しい階級でもある。連勝してきた選手がたくさんいるからね。俺は7連勝して負けたし、ライニアーは5連勝して負けた。アンソニー・ヘルナンデス(ミドル級6位)も8連勝して負けた。それだけ今のミドル級がどれだけ競争が激しいかを示してると思う。でも今はちょっと止まってる感じだね。ここからまた動かしていこう」
──今回のキャンプでは、前回の敗戦を受けて何か大きく変えましたか?
「技術的にはそこまで大きくは変えてないと思う。どちらかというと、自分自身の問題だった。モチベーションとか、なぜ自分がまだこれをやっているのかとか、チームとのつながりとかね。実はチームの成長があまりにも急激だったんだ。すごく大きくなったけど、少し組織としてはまとまりがなくなってた。ある時期、俺たちとコーチの間のつながりがちょっとバラバラになってたんだ。
例えば、UFCからバックアップファイトの話が来た時、俺はやるって答えて、そのまま受けた。コーチたちにどう思う? って相談もしなかったんだ。ただ行って『受けたからやるぞ』って言っただけ。昔だったら絶対に『みんなはどう思う? 受けるべきか?』って聞いて、チーム全体で決めてたと思う。だから、その時は少しつながりが乱れてたんだよ。でも今はもう戻ってる。俺たちはまたちゃんとつながってるし、何週間も一緒に過ごしてるし、それを楽しんでる。その結果がカルロス・ルフィやジェアンの試合にも出ているし、試合の夜には俺も同じものを見せるよ」
──敗戦が続いたことでチームの緊張感が高まったんでしょうか? それとも、有名になって注目が集まったことの影響の方が大きかったと思いますか?
「敗戦の前からだね。むしろ敗戦は俺たちにとって良かった。だってチームのつながりを取り戻すきっかけになったから。でも負ける前は、ちょっと浮かれてたところがあったと思う。少し地に足がついてなかった。自分たちを過大評価してた部分もあったし、それってコンフォートゾーンに入ってしまうんだよ。このレベルのスポーツでは、それは良くない」
──あなたたちはデータ分析をかなり重視していますよね。ライニアーのスタイルは独特だと言っていましたが、同時にパターンも見えるとも言っていました。そのパターンとは何なのか、どこで勝てると見ているのか教えてもらえますか?
「それは言えないな。申し訳ない」
──前回の試合の前、ハムザト・チマエフ戦のバックアップとして計量したことについて、良くない判断だったんじゃないかと言う人もいました。計量して、そのあと試合キャンプをやって、また減量する。今振り返って、その判断を後悔していますか?
「100%間違いだった。でも後悔はしてない。あれも経験だったし、そこから学んだ。人生で学ぶこと以上に価値のあるものってないよね?だから俺は学び続けるよ」
──ミドル級の他のトップコンテンダーと比べても、あなたは人として好きだと言われることが多いですよね。カイオはナイスガイだ、仲良くできる、と。すごくリスペクトされています。ちょっと変な質問かもしれませんが、そういう性格のせいで試合が組まれにくいことはありますか?
「俺は誰とでも戦うつもりでここにいるよ。でも、もし選択肢がたくさんあるなら、なぜ友達と戦う必要がある? それがナンバーワンコンテンダー戦とか、タイトルに直結する試合なら別だけどね。俺はブレンダン・アレンもアンソニー・ヘルナンデスも好きだ。でも試合ならもちろんやる。ただ、一人だけ戦いたくない相手がいるとしたら、ミシェル・ペレイラかな。彼は兄みたいな存在だから。それにショーン・ストリックランド(ミドル級3位)ともすごく仲がいい。あいつは本当にいい奴だ。
実はストリックランド戦のオファーもあった。でも挑戦者決定戦でも何でもなかった。それに俺たちはジムで何ラウンドもスパーしてるから、お互いのことをわかっているから、試合になったら観客にとってすごく退屈になると思ったんだ。でも今は階級がちょっと混乱してるし、競争も激しい。だから誰とでも戦うつもりだ」
──これは少しプライベートな話かもしれませんが聞かせてください。ジェアン・シウヴァとルフィが、また友達に戻る日は来ると思いますか?
「間違いないね。別にお互い好きでいる必要はない。ただ互いに環境をリスペクトすればいいだけだ。同じ場所で働いて、同じチームにいるんだからね。一緒に練習しなくてもいいし、仲良く食事に行く必要もない。でもリスペクトは必要だ。俺たちはチームなんだ。チームは一つのユニットで、そこは全員が尊重しないといけない。インタビューでジェアンが『もうルフィとは二度とわかりあえない』とか言ってたけど、あれは感情が出ただけ。ああいうのを真に受けすぎちゃいけない」
──もしグラップリングマッチをやるなら、面白い相手はいますか?
「トップ10なら誰でも面白いよ。ブレンダン・アレンとはもうやったことがあるし、完全に支配した。だから残りの選手たちにも同じことができると思う」
──イマボフ戦の敗戦後、あなたはSNSで『敗北は教え、明らかにし、成長させる』という言葉を投稿していました。そこで聞きたいんですが、その試合のあと、何を学び、何を見つけ、何が成長しましたか?
「自分自身だね。自分をもっと知る時間ができた。人間が本当に自分を理解した時、それは神に一番近づいた時だと思う。今回の敗戦のあと、自分を知ること、自分の行動や言葉、そして自分の思考を意識すること。それをすごく深くやった。それが一番大きく成長した部分だ」
──さっきデ・リダーとフェイスオフがありましたよね。その映像がSNSでも出回っています。実際に向き合ってみて、どんな印象でしたか?
「大きいよ。かなり独特な体型だね。似たタイプの相手と戦ったことがある。アブス・マゴメドフだ。あいつもすごく独特だった。(※アブス戦=2023年11月『UFCファイトナイト・サンパウロ』で判定勝ち)腕が長くて、肩も高くて、独特な身体の使い方をする。
でもこれはビジネスだ。俺たちはこういう相手には慣れてる。フェイスオフを見て『相手は怖がっていた』とか言う人もいるけど、あれは自分を安心させたいだけだと思う。俺はそんなもの必要ない。俺が見たのはただ一つ。あそこにいたのは二人のハイレベルなファイターだったってことだ。今はただ、試合を待ってるだけだよ」?
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ライニアー・デ・リダー(ミドル級8位)「『もう治らないかもしれない、このまま引退かも』って考えもよぎった」
──今回の試合に関しては、あなたの健康状態の話題が多いです。ファイトウィークに入って、みんなの質問がほぼ「体調は大丈夫?」みたいになっているのでは?
「うん。最初に聞かれるのはそれだね。それで次に聞かれるのが『いつライトヘビー級(205ポンド)に上げるの?』ってやつ。面白いよ」
──前回の試合でかなり調子が悪かった理由を調べたと話していましたよね。公表しているのか分かりませんが、もし話せるなら、前回は何が原因で身体がうまく機能していなかったんですか?(※前回の試合=2025年10月『UFCファイトナイト・バンクーバー』でブレンダン・アレンにTKO負け)
「全体的にだよ。血液検査も全部めちゃくちゃで、何もかも最悪だった。特にひどかったのが重度の貧血。赤血球の数がとんでもなく低かった。要するに身体を壊してたってことだね」
──それを聞いた時って、「原因が分かったから治せる」と思えましたか? それとも、不安になりましたか?
「少なくとも、その時点で何が悪いか分かったのは大きかった。それは本当に嬉しかったよ。そこから取り組めるものができたからね。でも元に戻すのには時間がかかった。全部を立て直して、適切な治療を受けて、原因を突き止めるっていうのは簡単じゃなかった。数週間は、練習を最後までやり切れなかったし、階段を上がるだけで疲れ切ってた。その時期は、『もう治らないかもしれない、このまま引退かも』って考えもよぎったよ」
──今こうしてファイトウィークに戻ってきて、体調もかなり良いですよね。前回を振り返って「俺、何してたんだろう。出るべきじゃなかった」って思いますか?
「いや。でも、あの状況でもチャンスがあるなら、たぶん同じバカな決断をしてたと思う。また戦ってたよ。だって最高の舞台だったからね。俺はすごく勢いに乗ってたし、身体が万全じゃないのは分かってた。でも『第1ラウンドで仕留められれば』って思ってた。実際、仕留めかけたしね。そうなってたら、今みたいに健康の話はされてないだろう」
──確かに。でも、そのあとにちゃんと良くなれたんでしょうか。
「良くなるしかないだろ。試合が終わったら原因を突き止めるっていう考えはあった。でも今回みたいに必死で掘り下げたかどうかは分からない」
──前回の試合の話でもう一点だけ。あの時はイズラエル・アデサニヤ(ミドル級5位)の名前も出ていましたよね。代役で入るかもと言われて、結局ダメになった。あなたは「イズラエルと戦わなくてよかった」と言っていましたが、どういう意味だったんですか?
「彼のハイキックで、別の次元まで飛ばされずにすんで良かった、って意味だよ(笑)」
──今回の試合について聞きます。相手はどんな戦い方をしてくると思いますか? どこを狙ってくると予想していますか?
「たぶん綺麗に戦おうとするはず。距離を保って下がりながら動いて、ショルダーロールも使う。右フックはかなり良い。カーフも蹴ってくるだろうし、ペースを落として、全部を秩序立ててコントロールしようとすると思う。で、俺は逆に真正面から戦って、カオスに持ち込むつもりだ」
──ショーン・ストリックランド(ミドル級3位)があなたの技を盗んだと言われている、あのデ・リダー・ニーが試合で見られるのを楽しみにしていますか?
「もちろんだよ。ショーン、頼むから試合後にもちゃんと称えてくれよ。せめて一言くらいさ(笑)」
──カイオ・ボハーリョ(ミドル級7位)の話に移ります。グラップリングがバックボーンなのは知られていますが、MMAではかなり総合力が高い印象です。テイクダウンディフェンスも良いし、ジャレッド・キャノニア(ミドル級10位)相手に打撃でも結果を出しました。試合映像を見て、何か際立っているところはありますか? それとも本当にバランスがいいんでしょうか?(※キャノニア戦=2024年8月『UFCファイトナイト・ラスベガス96』で判定勝ち)
「そこまで万能じゃないよ。もちろん良い部分はある。たとえばタックルも悪くない。ダブルレッグテイクダウンに入る時は上手だ。でも一番の特徴は、すごく計算高く戦うところだね」
──あなたは相手の映像を細かく研究するタイプですか?彼も分析的に戦う選手に見えます。前回の試合映像から、この試合に活かせるものはありましたか?彼自身は「前回は100%じゃなかった」とも言っていますが。(※ボハーリョの前戦=2025年9月『UFCファイトナイト・パリ』でイマボフに判定負け)
「俺は映像をめちゃくちゃ見る。前回の試合から分かったのは、彼がイマボフよりほんの少し遅かったってこと。応酬のたびに、ほんの少しずつ相手の方が速かった。だからイマボフが勝った。でも俺のスタイルはイマボフとはまったく違う。だからこの試合に直接つながる情報はそこまで多くないね」
──ミドル級全体については今どう見ていますか? ブレンダン・アレン(ミドル級4位)は昨年10月以降戦っていないし、ハムザト・チマエフ(ミドル級王者)も昨年8月の戴冠以降は戦っていない。イマボフも昨年9月以降戦っていなくて、ドリカス・デュ・プレシ(ミドル級1位)もまだ試合が組まれていない。チャンスはかなり多いように見えます。
「正直、チャンスだらけに見えるよ」
──昨日、ライトヘビー級に上げるのが夢だと言っていましたよね。この試合の結果次第で、階級を上げるかどうか決める可能性はありますか?
「分からないよ。この数日ずっとその話をしすぎてるし、君たちのせいで腹が減ってきてるんだ(笑)」
──あと、チームメイトのシャフカト・ラフモノフの話もよく出ていますよね。今ランキングから外れていますが、もうUFCで彼を見ることはないと思いますか?それとも戻ってくると思いますか?(※ラフモノフ=UFC7戦7勝6フィニッシュ勝ち。2024年12月を最後に試合をしていない)
「戻ってくると思うよ。怪我が続いてるだけだと思う」
──あなたはライトヘビー級に上げる話をよくしていますが……。
「『(ライトヘビー級2位)イジー・プロハースカより体重が重いんですか?』って聞きたいんじゃない?(笑)」
──いえいえ(笑)。減量後、最初に食べたいものは何ですか?
「今回はちゃんと節制するよ。PI(UFCパフォーマンス・インスティテュート)が目の前に出してくるものだけ食べて、それ以外は何も食べない」
──コーチがあなたの目の前で大きなステーキを食べているそうですが、それはどう感じますか?
「いいじゃないか。楽しんでるなら最高だよ」
──最近はYouTubeもかなりやっていますよね。試合前にたくさん動画を出していますが、YouTuberとしての生活はどうですか?
「クレイジーだよ。こんなことになるとは思わなかった。でもいい感じだね。かなり低予算の制作でやってるから、気楽で楽しいよ」
──あなたの友人のコステリョ・ファン・スティーニス(PFLミドル級王者)が「あなたはちょっといじめっ子だ」と言っていました。それについてはどう思いますか?
「彼は俺の仲間だよ。名前を出してくれて嬉しいね。あいつは本当に危険な男だ。世界でもトップクラスのファイターの一人だよ。今度の試合の宣伝になってるかどうかは分からないけど、とにかく俺の仲間だ」
──今回のカードにはグレゴリー・ ロドリゲス(ミドル級13位)も出ていますし、マイケル・ジョンソン(ライト級)もいます。所属ジムのキルクリフ勢が多いですよね。今回のキャンプでは、同じイベントに向けてジム全体が動いていたと思いますが、その雰囲気はどうでしたか?
「最高だったよ。みんな同じ日に向かって準備していた。それは本当に恵まれた環境だった」
──YouTubeを見ていると、よく歌っていますよね。好きな音楽ジャンルはありますか?
「いろんな音楽が好きだよ。でも歌うなら、だいたいオランダ語の歌を歌うことが多いね」
──黒星からの復帰戦ですが、今回の試合には“復活する”という気持ちがありますか? それとも、いつも通りの試合という感じですか?
「100%、復活するという気持ちだ。自分の身体を取り戻したってことを証明したい。そして、あの出来事が起きる前の自分と同じファイターだってことを証明したい」
──この試合に向けて一番大きく変えたことは何ですか?
「また体調が良くなったことだね。回復に集中して、自分の身体に何が起きていたのかを突き止めた。それが一番大きな違いになると思う」