▼第6試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
〇小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
KO 2R 1分25秒 ※右アッパー
×斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
小嶋はフルコンタクト空手出身で、2017年のK-1甲子園準優勝。ウェルター級からスーパー・ライト級に転向すると堀井翼、松岡翔大を破り2連勝を飾ったが、2019年11月の山崎秀晃戦では初回KO負けを喫し、下克上を阻止された。2020年7月に中野滉太に敗れ、ジムを移籍してリングネームも瑠久から小嶋瑠久に改名しての再起戦に臨む。戦績は7勝(3KO)3敗。
斉藤は2014年9月からKrushに参戦し、海斗、堀井翼、泰斗らと対戦。一時は泥沼の5連敗を喫するが、2020年6月大会では元プロボクサーの大泉翔から延長Rで勝利をもぎ取り、12月大会ではスーパー・ライト級のホープと目されていた寺島輝から初回TKO勝ちをもぎ取った。普段はエステサロンを経営する“戦うエステ社長”戦績は5勝(4KO)7敗。
1R、細かいジャブ、ショートでの左右フック&アッパー、そして左ボディで攻める小嶋。鈴木は思い切り右フックを繰り出すが、小嶋のスピードについていけない様子。小嶋の左ボディがクリーンヒットし、後退する鈴木。小嶋は左ボディを狙い撃ちしつつも右ボディも打ち、鈴木はバックハンドブローと左ストレートで抵抗。しかし、パンチの回転力で上回る小嶋が次々とパンチを打ち込む。
2R、思い切り右を打つ鈴木だが、かわした小嶋はワンツー。鈴木のフックをかわしつつ、右フックを顔面、そして左右ボディを当てていく小嶋。スピードと手数で上回る。コーナーに詰まった鈴木には右フックを叩き込んでスタンディングダウンを奪った。
必死にパンチを繰り出す鈴木だが、ロープを背にしたところで小嶋の右アッパーを2発もらって崩れ落ち、小嶋のKO勝ち。
圧勝を収めた小嶋は「どうすか? 盛り上がっていますか? 自分的にはダメダメだったんですが、久しぶりの試合でKOできてホッとしてます。でもここでホッとしてないで上に行くので、チャンピオン獲りに行くのでこれからも応援よろしくお願いします」とマイクアピールした。