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2021年4月4日(日)GENスポーツパレス4Fにて、「ARRION APPAREL presents Fighting NEXUS vol.22」および「NEXUS SPROUT 02」が開催された。
「Fighting NEXUS vol.22」のメインでは、山本喧一の次男・山本空良(POD/PFC)が須貝秋彦(ピロクテテス新潟)と再戦。山本が1Rわずか40秒、右ハイキックからのパウンドで須貝をTKOに下し、初代フェザー級王者に就いた。試合後、山本はRIZIN参戦をアピールした。
セミファイナルのフライ級王座次期挑戦者決定戦では、橋本薫汰(K-PLACE)が村田純也(鈴木道場)に判定勝利。王者・駒杵崇大との対戦を決めた。
第5試合では、河村泰博(和術慧舟會AKZA)と森山壱政のグラップラー対決が組まれ、下でも上でも寝技巧者の河村が森山に三角絞めで追い込むなど寝技で圧勝。「RIZINとかとからんでいる強いやつと戦いたい」とアピールした。
また、ベテランの大石真丈(フリー)、安永有希(CUTE)も参戦し、いずれも勝利を挙げている。
MARRION APPAREL presents Fighting NEXUS vol.22
2021年4月4日(日)GENスポーツパレス4F
【メインカード】
▼第7試合 MARRION APPAREL presents Fighting NEXUS初代フェザー級王者決定トーナメント決勝戦 MMA5分2R(延長1R)フェザー級65.8kg契約
〇山本空良(POD/PFC)
[1R 0分40秒 TKO] ※右ハイキック→パウンド
×須貝秋彦(ピロクテテス新潟)
Fighting NEXUS初代フェザー級王者決定トーナメント決勝戦は、2018年5月「SWAT!165」以来の再戦。
SWAT!では山本が三角絞めで一本勝ち。その後も山本はZST、PFC、Fighting NEXUSで5勝3敗と勝ち越し、現在3連勝中で2020年2月の前戦では、上田厚志に腕十字で一本勝ちしている。
対する須貝も、7試合とコンスタントに試合を重ね、3勝3敗1分。2020年は2月に秋山佑史に判定勝ちも、12月の前戦で鈴木淑徳に判定負けしている。
1R、ともにオーソドックス構え。山本の身体は須貝より一回り大きい。先に圧力をかける須貝は右ロー。さらに右ローをヒット。ジャブを見せる山本は、須貝の右ローをかわすと左から右で金網まで詰めると、右ハイ! 須貝が前方に崩れ、山本がパウンド1発でレフェリーが間に入った。
40秒で快勝した山本は、ベルトを巻きFighting NEXUS初代フェザー級王者として、「北海道から来ました山本です。コロナで試合がなかなか決まらなかったですけど、こうして試合をさせてもらえたことがすごく嬉しく思います。これからUFCチャンピオンとかRIZINのチャンピオンを滅茶苦茶目指したいです。これからちょっとでもいいんで、自分の試合に注目してもらえたら。NEXUSのチャンピオンとしてRIZINに参加させてもらえれば嬉しいです」と、マイクアピールした。