TEAM Coroblock‥‥‥合計 273.85kg
先鋒 小生由紀 51.10kg
次鋒 藤野恵実 57.20kg
中堅 柳 仙香 53.80kg
副将 WINDY智美 52.95kg
大将 端 貴代 58.80kg
かつて藤野とVALKYRIE旗揚げ戦で対戦経験があり、近年は柔術にも力を入れているWINDY智美、さらに和術慧舟會出身で、2007年ADCC世界大会女子-60kg級3位の端貴代も参戦。
QUINTETに向け藤野は「チームコロブロックの藤野恵実です! 帰ってきましたBBAなめんな。MMAファイターは強いんだよ! 優勝するために出場決めました。チーム=BBAのみんなで力を合わせて頑張ります!」との力強いコメントを発表。
小生はプロ修斗を主戦場にするMMA選手で、グラップリング大会で一本勝ちを量産するなど極めの強さに定評がある。
柳はQUINTETにも参戦したTKこと高阪剛の弟子で、バックボーンは打撃系ながらも全日本アマチュア修斗決勝では腕十字で一本勝ちするなど勝負強さが光る選手だ。
TEAM Coroblockは全員がMMAファイターでありながら、端貴代と柳仙香はアマチュアQUINTET参戦経験もあり、藤野、WINDY智美は柔術の研鑽に努めるなどグラップリングの技術も持ち合わせ、さらに他の2チームよりもフィジカルの強さがあるという総合力の高いチームといえる。
TEAM Fairtex×TEAM Coroblock
△先鋒 坂元和子 48.95kg
△先鋒 小生由紀 51.10kg
引き込む坂元にバックを狙う小生。そこに前転足関節を狙う坂元。さらに後ろ三角絞め! 腕を伸ばされないように組む小生。ブレーク。
再び引き込む坂元。ハーフから小生がヒザ十字も足を抜いた坂元が足関節に。すぐに首を抱えて上を取りに行く小生。ブレーク。指導は両者に。
引き込む坂元はすぐに手首を掴み腕十字へ。抜いた小生は足を抜きにかかる。上を取った坂元。ガードの中に入れる小生。指導は坂元に。
ニーオンから再開の小生に坂元は下から足関節もゴング。両者痛み分け。
△次鋒 ジュリアンナ・ラウレンティーノ 53.05kg
△次鋒 藤野恵実 57.20kg
左ヒザにサポータを巻く藤野。引き込むラウレンティーノに藤野はハーフからラウレンティーノの手首を取りキムラに。しかしフルガードに戻したラウレンティーノが外す。
ガードの中から首を巻いてギロチンチョークは藤野。しかし足を効かせて首を抜くラウレンティーノ。スタンドに。引き込んだラウレンティーノはハーフから際で上を取ろうとするが、潰すのは6kg重い藤野。
ラウレンティーノの腕十字狙いをすかしてパスを狙う藤野。しかしラウレンティーノはなおも下から腕を巻く。ブレーク。
スタンド。引き込むラウレンティーノ。脇差しパスを狙う藤野にさせない。タイムアップ、両者痛み分けに。
△中堅 カロリーナ・デ・アモリン・クワハラ 66.55kg
△中堅 柳 仙香 53.80kg
引き込みカロリーナに上の柳も膠着。互いに指導が入る。スタンドから再び引き込み、スイープ狙いから腕十字、三角絞めも狙うカロリーナ。極めに行くが正対し戻す柳。なおも引き込み、三角絞めはカロリーナ。しかし抜いた柳。ブレーク、指導は柳に。
サイドからスタートのカロリーナ。足を戻す柳は残り10秒でダブルレッグテイクダウン! カロリーナを分け役として共倒れにした。
〇副将 吉田綾子 47.40kg
[腕十字]
×副将 WINDY智美 52.95kg
引き込む吉田にWINDYはインサイドガードに。下からの腕十字狙いをすぐにヒジを抜く。スタンドで大外刈テイクダウンは吉田! 腕十字に入るが、WINDYも角度をズラして凌ぐ。しかし、吉田が十字を極めた。1分55秒。
×副将 吉田綾子 47.40kg
[アメリカーナ]
〇大将 端 貴代 58.80kg
バックを奪う端がフェースロック気味にリアネイキドチョークへ。凌ぐ吉田になおもマウントの端はキムラ狙いも吉田は亀に。そこにダースチョークを狙う端がサイドに。マウントを奪い脇を開けさせる端。モンジバカ=手首固め狙いから最後はアメリカーナを残りわずかで極めた。
△大将 岸田蘭音 55.75kg
△大将 端 貴代 58.80kg
※大将戦指導数は同じ、全体の指導数も4で同じ。判定は赤で「TEAM Fairtex」が勝利
トップの強い端相手に引き込んだ岸田。立ち上がると四つから引き崩して上に! サイドから頭つきアームロック狙いからバック狙い。しかし、ここは上下を入れ替える端。ニースライスを狙う端。ブレーク。両者に指導。
大内刈テイクダウンは岸田! 下から足を手繰る端を潰そうとするが下の端もV1アームロックへ。外して上を取る岸田。端はディープハーフからガードに戻し、シングルレッグへ。これを取り切り上は端。パスを狙うが切る岸田が片手でギロチンチョークへ。バックに回りたい端。首を外した岸田にスクランブルから上は端! ハーフガードからベリンボロ狙いの岸田。あと45秒。
熱闘の両者。引き込んだ岸田は下から腕十字狙いで動き続け、端もパス狙いも引き分け。大将戦指導数は同じ、全体の指導数も4で同じ。判定は赤で「TEAM Fairtex」が「TEAM CARPE DIEM」へのリヴェンジ戦に進んだ。