▼第1試合 DEEP JEWELS 55kg以下 5分2R
×ケイト・ロータス(KING GYM KOBE)54.15kg
[判定0-3] ※19-19×3マスト判定HIME
○HIME(毛利道場)54.40kg
ケイト
「明日は一発目ということで、その後に出てくる選手たちに負けないくらい会場を沸かせたらと思います」
HIME
「プロ初試合ということで、第一戦目からバチバチの試合で盛り上げていきたい」
柔道、糸東流空手の型、ボディビル、スポーツインストラクターを務めていた経験をバックボーンに持つケイトは、2020年10月に『DEEP JEWELS』でアマチュアSPルール(防具無し、3分2Rでパウンドは禁止)にて初試合、その可能性を見せつけて、12月にはプロデビュー戦で熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌)を腕十字で極める一本勝ちを飾った。
対するHIMEは毛利道場所属。2018年までバスケットボールに取り組んでいたアスリートで、2019年12月のDEEP JEWELS大阪大会でアマチュアMMAルール(3分2R)で川西まゆ(総合格闘技道場BURST)と対戦。1R、リアネイキドチョークで一本負けを喫したが、2020年度、中国・四国アマチュア修斗選手権の女子フライ級で準優勝(川畑名美子)となりプロ昇格を果たすなど、成長を見せている。
大晦日RIZINの出場候補にも挙がっていた大型新人・ケイトがプロ連勝を飾るか。HIMEがプロデビュー戦で話題のケイトを喰うか。
1R、サウスポー構えのケイト。オーソドックス構えのHIMEの飛び込みにケイトは首投げテイクダウン! 袈裟固めも両足を背後から胴に回すHIME。膠着ブレークに。
スタンド再開。詰めて右、左ボディのケイト。互いに組んでヒザから押し込むのはケイト。左で差して互いに体を入れ替え、押し込んで左のパンチはケイトも、再びケイトは強引な首投げ。
バックに回られそうになると立ち上がり、HIMEを突き放す。HIMEの右ミドルを掴んで押し込み右の突きを放つケイともゴング。
2R、右の飛び込むパンチはHIME。さらに前手の左フック狙い。右ジャブを突くケイト。HIMEの飛び込みに下がりながら右を当てる! さらに入りに左ストレートも当てるケイトは、四つから右で差してクリンチボクシング。左から右の二段蹴りのHIME。ブロックするケイトは打ち合いの中で右を当てるが、HIMEも左を当てて前に! 金網に詰めてゴング。
判定は3-0(19-19×3)3者マスト判定HIMEに挙がり、有効打を当てたHIMEがプロ初陣を飾った。