▼第4試合 DEEP JEWELS 54kg以下 5分1R グラップリングルール
○伊澤星花(高本道場)52.45kg
[1R 0分58秒 リアネイキドチョーク]
×杉本 恵(AACC)53.60kg
伊澤
「急な試合になってしまったんですけど、受けていただきありがとうございます。明日は絶対に一本で勝ちますので、応援よろしくお願いします」
杉本
「急遽参戦になったんですけど、久しぶりのJEWELSに出られてすごく嬉しいです。グラップリングではありますが、楽しい試合が出来るように頑張ります。勝って(本野)美樹に繋げられるように、絶対一本で勝ちたいと思います。よろしくお願いします」
今大会で予定されていた『DEEP JEWELS 32』のストロー級タイトルマッチが中止となった。ストロー級暫定王者の本野美樹(AACC)が練習中にヒザを負傷し欠場。挑戦者・伊澤星花(高本道場)との今回のタイトルマッチは中止となり、5月の『DEEP JEWELS 33』後楽園ホール大会にて、両者の対戦が行われることとなった。
伊澤は、本野と同門の杉本恵(AACC)を相手にグラップリングマッチ(54kg・5分1R)を戦うことに。
本野と伊澤は、2020年12月にノンタイトル戦で対戦。MMA2戦目の伊澤が王者の本野に判定3-0で勝利しており、今回はベルトをかけての再戦となっていた。
伊澤は「あと2カ月あるので、さらに成長しちゃいます。ぜひ予定を空けておいてください。今回はグラップリングマッチをさせていただけることになったので、私のグラップリング技術を堪能してください!」と、グラップリングでも自信のコメントを記している。
1R、足払いでの崩しは伊澤。杉本の低いタックルをがぶると、杉本をガードに入れず、バックに回り、リアネイキドチョーク! 1Rわずか0分58秒でタップを奪った。
試合後、伊澤は「今日、応援してくださった皆さんありがとうございます。初めて一本で獲れて、試合で極める感覚を掴みました。5月のタイトルマッチ、絶対に私が勝ってチャンピオンになります。フューチャーキングトーナメントでは兄と弟も総合格闘技でチャンピオンを目指して出場します。兄妹で応援をよろしくお願いします」と挨拶。
王者・本野もケージインし、「試合まで1カ月切ったところで靭帯部分断裂で欠場となり、申し訳ございませんでした。負けてからより一層気合も入っているので、しっかりリヴェンジして、まだベルトは渡しません」と防衛を宣言した。