▼第7試合 57kg契約 3分3R
〇海老原竜二(神武館/NKBバンタム級4位)
判定3-0 ※29-28×2、29-27
×ベンツ飯田(Team Aimhigh)
1R、サウスポーの海老原は左ミドルからの左ストレートを伸ばす。飯田は右インロー。初回は両者とも様子見。
2Rも同じ展開の中、飯田が右ミドルを蹴ってパンチにつなぐと流れが傾く。海老原もパンチを繰り出すがかわされる。
3R、飯田がパンチ&前蹴りから左ハイをヒット。海老原が左右フックを振り回して前へ出ると飯田も足を止めて打ち合う。互いに右フックをもらう中、飯田はタイミングのいい前蹴りで海老原を下がらせる。
海老原のローが2度連続ローブローになった直後、飯田が不用意に左ローを出したところで海老原が左ストレートを合わせ、ダウンを奪う。最後は足を止めての打ち合いとなり、海老原が左ハイをヒットさせて終了。海老原の判定勝ちとなった。
▼第6試合 58.5kg契約 3分3R
〇矢吹翔太(フリー)※中田ユウジ(STRUGGLE)欠場のため
判定2-1 ※29-28、29-30、29-28
×半澤信也(トイカツ道場)
当初、半澤と対戦予定だった中田ユウジ(STRUGGLE)が肝機能障害からの発熱で急遽欠場となったために、矢吹が代替出場となった。しかし、矢吹は計量でクリアーできず、減点1からのスタート。
1Rから組み付く矢吹はヒジを乱れ打ちしカットに成功。2度のドクターチェックが入る。2R以降も、半澤は右ストレートを当てるものの、矢吹は執拗な組んでの攻防に徹底する。僅差の判定で矢吹が勝利した。
▼第5試合 53.52kg契約 3分3R
〇志門(テツジム)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
×ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)
1Rから慎重な出だしの両者。パンチで前に出る志門に、中村は左ミドル。2R、左ロー、右ストレートの志門に、中村は右ストレートを出しながら前に出るが決定打はない。3R、右ストレートを何度も当てる志門はバックブローを交ぜて一気にラッシュ。中村もパンチを返すが、志門がペースを握る展開となり判定勝ち。
▼第4試合 59.0kg契約 3分3R
〇山本太一(ケーアクティブ)
TKO 3R2分53秒
×源樹(リバティジム)
1R、源樹が下がり、山本が左ミドルで追い込み、左ストレートでダウンを奪う。2Rも左ミドルで追い込む山本が左ストレートを当てぐらつかせて2度目のダウンを奪う。3R、追い込まれながらも右ストレートを当てた源樹だが、山本が左ストレートからのパンチ連打で防戦一方に追い込んだところで、レフェリーがストップした。
▼第3試合 54.5kg契約 3分3R
〇SHU(D-BLAZE)
判定3-0 ※三者とも30-28
×幸太(八王子FSG)
1R、右インローと右ミドル連打でSHUが追い込む展開。変わらず右インローと右ミドルで前に出るSHUに、幸太は左ストレートを返すがSHU優勢。3Rには、ガードの下がった幸太に、SHUが右ハイもヒットさせる。判定でSHUが判定勝ち。
▼第2試合 ミドル級 3分3R
〇渡部貴大(渡邉ジム)
KO 3R 1分56秒
×畑澤貴士(八王子FSG)
お互いに右ローを連打、渡部が連発で右ストレートを当てる。2Rも右ローの畑澤に、渡部は組んでのヒザを当て優勢。3R、組んでのヒザ蹴りを顔面にぶち当てた渡部がKO勝ち。
▼第1試合 アマチュア特別試合 50kg契約 2分3R
〇伊藤千飛(真門伊藤道場)
判定3‐0 ※30-29、30-29、30-27
×藤井 昴(治政館江戸川道場)
昨年7月のDEEP KICKで東西ジュニア最強対決と銘打たれた那須川天心の弟、那須川龍心との一戦を制した伊藤が参戦、NJKFジュニア三階級王者の藤井と対戦した。
大会にかかれていたパンフレット“西の神童・蹴らない千飛”の異名通り、伊藤は1Rからパンチのみの勝負。接近戦の打ち合いでは左ボディ、右ストレートと次々と当てていく。藤井は前蹴り、右ミドルと蹴りからパンチにつないで応戦するが、パンチのヒット数で上回る伊藤が判定勝ちした。