MMA
インタビュー

【RIZIN】RENAが語る「空白の110日」――それでも彼女は拳を握って立ち上がる

2019/04/21 14:04

今はMMAに自信が半分はあります


――しばらく見ないうちに、また身体がゴツくなりましたね。

「組み技系の練習をするとどうしても身体が大きくなりますね。MMAの練習を始めて3年経ちますが、身体つきは年々変わってきています」

――昨年末には練習仲間である浜崎選手が浅倉カンナ選手に勝ってRIZINのチャンピオンになりました。あれほど強い選手といつも一緒に練習しているというのは自信につながるのではないですか?

「そうですね。世界も獲っている方なので、目に見える目標が目の前にいるのでやりがいがあるというか、楽しいというか。ある意味、海外まで練習に行くよりも練習になる部分もあると思います」

――大晦日の時点よりも、今の方が強いとの自信は?

「今の方が全然強いです。今までMMAの試合では寝技に自信がないままで10戦近くしていましたが、今は自信が半分はあります。半分というのは、頂点を取らなければ100%の自信にはならないからです。でも今はある程度の選手とやってもある程度は対応できるので、自信をもって臨みたいと思います」


――SNSに書かれていた「夢がかないそう」とはどんなことなのですか?

「それはまだ内緒ですね(笑)。今回はそのための第一歩です。この試合を綺麗に終わらせなければ、すっきりとは行けないかなって思います」

――映像を見ると、サマンサは序盤からアグレッシブに打撃で攻めてくるタイプです。

「多分、向かい合ったら相手は来れないと思います。打撃の圧力が私にはあるので。そうさせない空気も作れるし、来たら来たで殴り倒せる自信もあります。グローブが小さくて見えないパンチも出てくるので100%はありませんが、打撃で負けることはないと思います。もしそうなっても、今の私ならタックルにも行けますし、いろいろな成長を今回の試合で見せられたらいいな、と思います」

――今回のRENAは一味違う、という感じですね。

「けっこう寝技を頑張ってきたんで試したい気持ちもあるんですよね(笑)。まだまだ苦手な部分はありますが、以前とは違う私を見せられるんじゃないかなって思っています」

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