シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】笠原弘希がスアレックを完全KO、笠原友希も栗秋祥梧に勝利

2021/02/07 19:02

▼第2試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級)
TKO 3R 2分01秒 ※レフェリーストップ
×翔平(SHINE沖縄/TENKAICHIライト級&フェザー級王者)


 18歳の山田は山田ツインズの弟。戦績は3勝(2KO)。翔平は沖縄からやってきた35歳。戦績は13勝(4KO)11敗とキャリアではかなり差がある。


 1R、前に出てくる翔平の前足を山田は左右ローで蹴り、右ボディからの左フックを放つ。翔平は右ローを蹴るが、山田が連打を返す。この連打を浴びる翔平。ワンツーで前に出た翔平だが、組み付いた山田が首投げでシュートポイント(1点)。続いて右フックをヒットさせると一気にパンチのラッシュ。


 2Rも開始早々、裏投げでシュートポイント(2点)を加算する山田。バックハンドブローをヒットさせる山田だがは右ストレートでも大きくグラつかせるが翔平は倒れずワンツーで前へ出る。左フック、右フックのクリーンヒットをもらっても翔平は立ち続ける。


 3R、打ち合いに行く翔平はバックを奪うとスタンディングチョークスリーパーを仕掛けたがこれは極まらず。ワンツーで前へ出るとロープを背負った山田が右ストレートを直撃させてダウンを奪う。左右フックの連打から、翔平がヒザを上げたところで右フックを合わせて2度目のダウン。そしてコーナーへ詰めて連打を浴びせたところでレフェリーがストップ。虎矢太が彪太朗に続いて完全決着をつけた。


▼第1試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級9位)
KO 1R 2分18秒 ※右ストレート
×工藤卓也(SHINE沖縄)


 山田ツインズの兄・彪太朗はシーザージムのホープで4戦3勝(1KO)1無効試合の戦績を持つ。前戦となった昨年11月の田渕神太戦では偶発性のバッティングでノーコンテストに。対する工藤は北海道出身で沖縄のジムに所属4勝2敗(1KO)の戦績を持つ。


 1R、ローとミドルの蹴り合いの中、山田が左インローからの右フックをヒットさせる。右アッパーからの左フックでダウンを奪うと、さらに右フック、ワンツーで追撃。工藤も右ストレートを打ち返すが、狙いすました右ストレートを打ち抜いて山田がKO勝ちした。

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