MMA
インタビュー

【ONE】65kg日本人世界最高位・佐藤将光「腹の底では“ふざけんなよ、なめんなよ”と。日本の格闘技が世界的に下に見られている」=2月5日(金)

2021/02/02 13:02

ジャッジも選手くらい気持ちを入れてやってほしい

――12月に和田竜光選手がタイのヨッカイカー・フェアテックスと対戦で敗れました。自分は見直しても和田選手が上回っていたと感じたのですが、フィニッシュに近づかないと、敗れる可能性はある。そういう中で、ONEに置いて、日本人選手の存在感が薄れてきているのでは、という危機感も抱きました。今後、ONEで戦ううえで、あの裁定について、佐藤選手はどのように感じましたか。

「うーん……和田さん勝ったとは思いましたけど、正直しょうがないとしか言いようがないですよね、判定出ちゃったので。ただ、思うのは、ジャッジも選手くらい気持ち入れてやってほしいなというのはあります。選手からすると、僕なんかも、今回1年空いて、この1試合に──残り何年できるか分からないですけど──今までやってきたことを全部ぶつけるつもりで試合をするので、ジャッジの人は毎週のように大会があって、(収録のために)何試合も裁くので、多くの試合のうちのひとつで、どれほど集中力を持って見てもらえるのかなと。選手はもうその試合に賭けてやっているので、その気持ちをジャッジも持ってやってほしいなというのは、感じますね」

――そういう中でも、よりフィニッシュに近づく場面を意識的に見せないといけないと。

「そうですね。アピールは大事ですよね。ジャッジを変えようとしても僕らは変えられないので、チョークひとつ取っても極めに行くアピールも必要になってくるのかなと思います」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント