扇久保が修斗フライ級王座返上「一番を証明してまた戻ってきます」
そんな中、1月31日の修斗第2部メインの前に、RIZINバンタム級に参戦中の扇久保博正(パラエストラ松戸)がケージに登場し、修斗世界フライ級王座の返上を発表。
「修斗のチャンピオンはその階級で一番だと思っています。それを証明できなかったので、このベルトを返上します。それを証明して、また必ず修斗に戻ってきますので、そのときまで期待して待っていてください」と挨拶し、堀口恭司、朝倉海へのリヴェンジを誓っている。
扇久保は、修斗環太平洋バンタム級王者からUFC、現在RIZINに参戦中の佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム ※大晦日に瀧澤謙太に判定勝ち)から対戦要求を受けており、3月に予定されている開幕戦でのシューター対決は実現するか。
王者・堀口恭司(アメリカントップチーム)をトップとするバンタム級戦線では、2本目の王座奪還を目指す堀口が、Bellator王者フアン・アーチュレッタとの王座戦を目指すなか、大晦日に佐々木と同門の井上直樹が元谷友貴(※2月21日DEEPで昇侍相手に再起戦)に一本勝ちしており、朝倉海(トライフォース赤坂)との対戦を希望。斎藤裕の参謀として勝利に導いた石渡伸太郎(CAVE)も復帰間近となっている。
また、大晦日に中原太陽に1R TKO勝ちした倉本一真(修斗GYM東京)に加え、ONE参戦中の佐藤将光(FIGHT BASE ※2月5日ファブリシオ・アンドラージ戦)の王座返上により、修斗世界バンタム級正規王者となった岡田遼(パラエストラ千葉/環太平洋王者)、修斗で安藤達也を下した大塚隆史(T-GRIP TOKYO)らの動向にも注目だ。