▼第3試合 61.2kg契約 5分2R
×鎌田悠介(ピロクテテス新潟)
[判定0-2] ※18-20×2, 19-19
○関口祐冬(修斗GYM東京)
『オーストラリア自転車旅』を出版したピロクテテス新潟の鎌田は、2016年に4連勝でバンタム級新人王に。しかし、2017年3月にBODERで亀島聖児にKO負けを喫すると、同年11月の越後風神で仲宗根武蔵に判定負けで初の連敗。2019年12月に約2年ぶりに復帰。代輔に三角絞めで一本勝ちし、再起を果たしている。
また2018年12月に31歳でオーストラリアへ渡り、各地で格闘技修行をしながら自転車一周の旅を完遂。野営に「テントサイル」を使い、テントサイルマスターとして認められている。
対する関口は、修斗GYM東京の23歳。MMA9勝7敗6分けで、ZSTで経験を積み、2015年6月のVTJ大阪では若松佑弥に腕十字で一本勝ちもマークしている。2017年5月のプロ修斗デビュー後3連勝も、2018年8月に仲宗根武蔵に判定負けで修斗初黒星。12月に六本木洋を2R KOに仕留めるも、梶川卓、平良達郎には判定負け。2020年9月の 大竹陽戦で1R KO勝ちで再起を遂げた。
1R、サウスポー構えから入る鎌田に、少林寺拳法出身の関口はオーソドックス構えで前手を振る。スイッチすう鎌田。サウスポー構えになると右ミドルも掴んだ関口はシングルレッグへ。しかし足を抜く鎌田は右を振る。左で飛び込む関口。左カーフキックもヒット。右を返す鎌田。関口はダブルレッグでテイクダウンを奪う。クローズドガードに関口はパウンドも、鎌田の下からの仕掛けに離れる。
2R、サウスポー構えから左のオーバーハンドは鎌田。シングルレッグに入るが、関口は切る。左のカウンター狙いは関口。そして今度は関口がシングルレッグへ。尻を着く鎌田は金網まで這い、ネルソンチョークへ。首を抜く関口。
スタンド。ワンツーで入る鎌田にカウンターのダブルレッグテイクダウンは関口。そこにギロチンチョークを合わせる鎌田だが、首を抜く関口。再び鎌田はクローズドガードにしてギロチンを作り直すと後方に回してスイープして上になったところでブザー。判定は2-0(20-18×2, 19-19)で関口が勝利した。