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レポート

【修斗】藤井伸樹が加藤ケンジに判定勝ち、ZST王者・山田崇太郎が修斗初参戦で一本勝ち、西川大和がTKO勝ちで「UFC王者になります!」=第1部

2021/01/31 11:01

▼第2試合 77.1kg契約 5分2R
△ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)
[判定1-1] ※20-18, 18-20, 19-19

△上原 平(リバーサルジム 横浜グランドスラム)

 ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)vs.上原平(リバーサルジム 横浜グランドスラム)は重量級ニュージェネレーション対決。12月27日に行われた『UNRIVALED』のグラップリングマッチではドローだった両者。早くも修斗で決着をつけることになった。


 両者は2018年10月の第25回全日本アマチュア修斗選手権大会ウェルター級2回戦で対戦。同トーナメントで優勝した上原が判定でイノウエを下している。


 マニラ出身のイノウエは、プロMMA1勝2敗1分け。宍戸航太とドロー後、鬼瓦に判定勝利でプロ初白星を挙げるも、宮路智之、飯田健夫にいずれも一本負けを喫している。


 対する上原は、ZSTのPre StageからGRANDSLAM7: Royal、アマチュア修斗を経てプロへ。ZSTで泉田泰徳、西尾真輔に勝利し、2019年12月のプロ修斗で水野怜に1R 33秒 KO勝利を収めている。しかし、2020年8月のZST68では、岸野紘樹に判定負けを喫しており、今回が再起戦となる。

 2021年修斗重量級戦線の新たな動きに注目だ。

 1R、サウスポー構えから左ローを放つ上原。オーソドックス構えのイノウエは右の強打で圧力をかけ、テイクダウンもすぐに立つ上原。イノウエの入りに左を狙う。
 ワンツーの左を当てる上原。左回りのイノウエの外足を取り右。左右連打で金網まで詰める。右ボディを返すイノウエ。上原は左ローから右フックを当てる。


 2R、イノウエの長いジャブに鼻血は上原。オーソドックス構えとなる。蹴り足を取るイノウエだが、上原は足を抜く。詰めて左右の上原はサウスポー構え構えに戻す。金網詰め右から3連打を突く上原。オーソドックス構えにするとイノウエの打撃を潜りダブルレッグへ。放し際に打撃をまとめる。


 さらにヒザを触り押し込む上原。離れてオーソドックス構えで右カーフキックを当てる。詰めるイノウエは左ジャブを連続ヒット。上原の右ローにイノウエが最後に金網に詰めたところでブザー。

 判定は1-1(20-18イノウエ、20-18上原、19-19)のドローとなった。

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