▼第4試合 インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)
△小野島恒太(勝ち点4/Combat Workout Diamonds)
[判定1-1] ※20-18, 18-20, 19-19
△野尻定由(勝ち点1/赤崎道場A-SPIRIT)
小野島恒太(Combat Workout Diamonds)は、1年7カ月ぶり復帰戦となる2019年6月の金物屋の秀戦で判定勝ち。7月の連戦で加藤ケンジ戦にも判定勝利したものの、同11月に手塚基伸に判定負け。2020年3月のインフィニティリーグでよしずみに判定勝ちすると、8月の同リーグ戦では石井逸人とドローとなっている。
小野島と対戦する野尻定由は、2019年3月の奥平季之戦で2R KO勝利以降、6月に堀川55滉介にTKO勝ち。9月には「ONE: Road to Century」にも出場し、前田浩平にギロチンチョークで一本勝ち。前戦12月に林宏仲にKO勝利で4連勝も1年1カ月ぶりの試合となる。
1R、オーソドックス構えの小野島にサウスポー構えからオーソドックス構えに戻す野尻は右ミドル。そこに右を合わせて蹴りを掴んで押し込む小野島。体を入れ替え突き放す野尻はサウスポー構えから左の蹴り。オーソから右ボディストレートを突く。右カーフキックを当てる野尻。
小野島も大きな右を振って金網まで押し込み左で差す。さらにシングルレッグからダブルレッグでテイクダウン。立ち上がる野尻にバックテイクし、さらに崩して細かいパウンド。立つ野尻を再び崩す。立ち上がり正対した野尻に左の蹴りは首相撲に組みブザー。
2R、オーソから右を蹴り、右フックで詰めるのは野尻。金網に押し込むが小野島は体を入れ替える。右で差す小野島に小手巻き投げの打ち合いから押し込むのは小野島。ダブルレッグテイクダウンも金網使い立ち上がる野尻。狭い距離で左右の蹴りは野尻。首相撲ヒザも。左右ボディ打ち連打の小野島を突き放し左ミドルも。
しかし小野島も左右フックで前進。互いにカーフキックの打ち合いから、左ミドル、右スーパーマンパンチの野尻。しかし小野島も右ストレート! すぐに詰めてバックを狙うが、野尻もスクランブル。それを許さず小野島がリフトしダブルレッグテイクダウンしたところでブザー。
判定は1-1(20-18, 18-20, 19-19)でドロー。勝ち点は1ずつの痛み分けとなった。小野島は次の試合のヨシズミと得点で並んだ。