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レポート

【Krush】加藤虎於奈が王座奪取、レオナ・ペタスと初の兄弟同時王者に

2021/01/23 22:01

▼プレリミナリーファイト Krush女子アトム級 2分3R
×AIKO(FREEDOM@OZ)
判定0-3 ※27-30×3
〇紗依茄(=らいか/月心会チーム侍)


 紗依茄は大阪府出身の高校1年生で、9月に16歳になったばかり。8月に開催された『K-1甲子園』に出場し、女子ワンマッチで関係者から高い評価を受け、今回のプロデビュー戦が決まった期待のルーキーだ。『K-1甲子園』では前蹴りと右ストレートを伸ばしてクリンチ。ステップで距離を取っての長い攻撃で相手に手を出させず、判定3-0で勝利している。


 同じ学校の同級生、『K-1甲子園』に2人揃って出場し勝利を収めているNOZOMIは一足先に10月の『Krush-EX 2020 vol.2』でプロデビューしており、軽快なフットワークから飛び込んでの高速ワンツー、圧倒的なスピードと出入りの速さ、そしてカウンターの技術を存分に発揮してダウンを奪っての判定勝ちを収めている。


 AIKOは33歳でプロ戦績は1勝2敗1分。10月の『Krush-EX 2020 vol.2』で、そのNOZOMIのデビュー戦の相手でもあった。


 1R、入り込もうとするAIKOにリーチで優る紗依茄は右ストレートと前蹴りで入らせない。カウンターの顔面前蹴りが2度鮮やかにヒットする。


 2Rも前蹴りを駆使し、軽快なステップとスイッチでAIKOの突進をかわし続ける紗依茄だが、徐々にAIKOが詰める場面が目立ち始める。左右フックの連打を打つAIKOに紗依茄も打ち合う。


 3R、さらに突進を強めるAIKOに追い詰められる場面も多い紗依茄だが、ジャブのカウンターと前蹴りで迎え撃つ。そして前蹴りで突き放したAIKOが再び前へ出てきたところに右ストレートを打ち込み、ダウンを奪った。


 判定3-0で紗依茄が勝利。幼少時代からのライバルで、同じ学校の同級生であるNOZOMIに続いてデビュー戦勝利を飾った。

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