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レポート

【Krush】加藤虎於奈が王座奪取、レオナ・ペタスと初の兄弟同時王者に

2021/01/23 22:01

▼第2試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
〇小倉尚也(スクランブル渋谷)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
×黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)


 1R、序盤は蹴りからパンチに繋ぐ黒田の様子を見ていた感のある小倉。右クロスを狙い撃ちし、左フックにつなげる。黒田のヒザ蹴りもブロックしつつ、圧力をかけてパンチを当てに行く。


 2R、前に出て右から左を放つ小倉をワンツー、左ボディ、蹴りで迎え撃つ黒田。小倉の右ボディからのパンチ連打にロープを背負う場面が多く、小倉が右ボディからの左フックでダウンを奪う。


 3Rも前に出て左右フックで詰める小倉だが、黒田はヒザ蹴りと左ミドルで迎え撃ち、ワンツー&左ボディも当てていく。小倉が左右フックでアタックを続ける形で試合終了。


 攻め続けた小倉が相手に1ポイントも与えずに判定勝ちした。

▼第1試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
〇龍斗(K-1 GYM横浜infinity)
延長R 判定3-0 ※10-8×3
×圀枝悠太(二刃会)
※本戦の判定は29-30、29-29×2


 1R、両者ローを蹴る中、龍斗は右カーフキックを狙い撃ち。ワンツーを繰り出す國枝に龍斗は左右ミドル、右ストレートと技を多く繰り出す。


 2R,國枝はより前に出てパンチ主体の攻撃を繰り出すが、龍斗はカーフキックを軸に三日月蹴り、右ハイ、前蹴りと多彩な蹴り技を見せる。右ストレートも打ち抜く。


 3R、國枝はワンツー、左フック、左ボディとパンチの手数を増やしてヒットを奪う。蹴りで対抗する龍斗だが、國枝のパワーと勢いに下がらされる。本戦の判定はドロー。


 延長R、パンチからのローで軽快に攻めていた國枝だが、龍斗の三日月蹴り、前蹴り、ヒザ蹴りによるボディ攻撃で失速。下がる國枝の顔面に龍斗のパンチがヒットし始め、さらにボディを狙った蹴り、バックキックも繰り出して畳みかける。そしてラウンド終了間際に左ハイでダウンを奪い、龍斗が勝利を奪った。

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