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レポート

【Krush】バンタム級トーナメント優勝は本命の吉岡ビギン、斗麗が初回KO勝ちで豪快復活

2020/12/19 23:12

▼プレリミナリーファイト Krush女子アトム級 2分3R
×森川侑凜(サポートスクールグレス)
判定0-3 ※27-30×3
〇NOZOMI(TAD)


 森川は2勝1敗1分のプロファイター。第8回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を持ち、年間表彰式の『K-1 AWARDS 2019』ではアマチュア最優秀選手賞を受賞している。9月5日に開催された『KHAOS.11』にて、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きのワンデートーナメント「DREAM KHAOS」で優勝し、「一日ラウンドガールをやりたい」という夢を叶えて9月大会では颯爽とラウンドガールを務めた。


 対するNOZOMIは高校1年生で9月に16歳になったばかり。8月に開催された『K-1甲子園』に出場し、女子ワンマッチでしっかりとしたパンチの技術を見せて3-0で判定勝ち。この試合で関係者から高い評価を受け、10月の『Krush-EX 2020 vol.2』でプロデビューを果たした。その試合では軽快なフットワークから飛び込んでの高速ワンツー、圧倒的なスピードと出入りの速さ、そしてカウンターの技術を存分に発揮してダウンを奪っての判定勝ちを収めている。


 1R開始と同時にパンチで襲い掛かる森川。前へ出てNOZOMIを面食らわせたが、NOZOMIも前蹴りを多用してペースを取り戻す。森川の突進してのパンチをステップでかわし、左フックと右ストレートを当てていく。前蹴りも連打。


 2Rも森川は前へ出るが、NOZOMIがステップで距離取っての左フック、右ストレート、ワンツー。森川が接近すると銅タックルのように組み付き、プッシュするとストレートを見舞っていく。


 3R、NOZOMIはタックルから突き放しての左右フックを多用するが、ホールディングで警告を受ける。前へ出る森川のフックをもらいながらも左右のストレートとフックを当てていくNOZOMIだが、やはり組み合ってしまう。それでも突き放してパンチを見舞っていくNOZOMIがフルマークの判定勝ちを収めた。

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