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レポート

【Krush】バンタム級トーナメント優勝は本命の吉岡ビギン、斗麗が初回KO勝ちで豪快復活

2020/12/19 23:12

▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R 2分20秒 ※左フック
〇赤田功輝(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)


 佐野はK-1カレッジ2017 -65kg王者で、2017年12月にKrushでプロデビュー。これまでに3勝(2KO)4敗2分の戦績を残している。赤田は10月の『Krush-EX 2020 vol.2』でデビューし、『格闘代理戦争』出身の大関敬真に逆転の初回KO勝ちを収めた。


 1R、サウスポーの赤田はどっしりと構え、右手を伸ばす独特の構えから左ストレート&フックと左ミドルだけの攻撃。押すような左フックで最初のダウンを奪うと、左のパンチを連打して突進し、2度目のダウンを奪う。


 佐野はワンツーで対抗してペースを取り戻すかに思えたが、赤田が右ローに左フックを合わせて3度目のダウンを奪い、独特すぎる戦い方でKO勝ちした。


 赤田はマイクを持つと「今日の大会で初KOだったんですが、どうですか、面白かったですか。この場を借りて言いたいことがあります。ライト級からスーパーフェザー級に落として初めての試合。武尊選手と戦いたくてこの階級に来ました。今だと口だけなので批判されてもしょうがないです。でも今後の僕を見ていてください。今言ったことを実現させます」と大胆にアピールした。

▼第3試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝(2)3分3R延長1R
〇吉岡ビギン(team ALL-WIN)
判定3-0 ※30-28×2、29-28
×黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
※吉岡が決勝へ進出。


 黒田は4勝(2KO)1敗1分の戦績で、K-1 JAPAN GROUPの試合では晃貴に敗れたのみ。1回戦ではK-1甲子園2018 -55kg王者・多久田和馬を降した。


 1R、両者サウスポー。手を先に出していくのは黒田でジャブと蹴りを多用。吉岡はその打ち終わりに左右の大きなスイングのフックを合わせにいく。


 2Rもお互い慎重。ロー、ミドルの蹴り合いもあるが、見合う時間が長い。黒田はその中でジャブ、左ローを蹴っていく。吉岡は左ハイを放つが空振り。


 3Rも両者慎重で手数の少ない展開となったが、残り30秒で吉岡の放った左ハイで黒田がダウン。立ち上がると左ローで攻める黒田だが時間は少なく、ダウンを奪った吉岡が決勝へ駒を進めた。

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