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レポート

【Krush】バンタム級トーナメント優勝は本命の吉岡ビギン、斗麗が初回KO勝ちで豪快復活

2020/12/19 23:12

▼第2試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝(1) 3分3R・延長1R
×萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※橋本が決勝へ進出。


 萩原はエントリー選手の中で最もキャリアがあり戦績は10勝(3KO)15敗3分。2019年1月には第4代Krushバンタム級王者・晃貴に挑戦したタイトルマッチ経験者(判定負け)。また、2019年7月には前王者の佐々木洵樹とも対戦している(KO負け)。1回戦では峯大樹から勝利を収めている。


 1R、圧力をかけて前に出るサウスポーの橋本に萩原は右ミドルを多用。橋本の左フックがヒットすると萩原もすかさず右ストレートを打ち返し、左フックと右ストレートの打ち合いも見られた。


 2R、前蹴りを多用する橋本はボディと顔面のコンビネーションをフル回転。萩原もすかさず右ストレートを打ち返す。左右フックの強い一発を放ってくる橋本に対して、連打を返す萩原。萩原は自分の攻撃で終わるように意識。


 3Rは左ミドルを多用する橋本。萩原が蹴ってくると必ずパンチをリターンさせ、ついに右フックが萩原を捉える。パンチの回転力のスピードで優る橋本は一気に左右フックで前へ出てヒットを重ねていき、萩原もワンツーで応戦するが橋本の勢いが優る。萩原は右ハイを放つも起死回生ならず、橋本が判定勝ちで決勝へコマを進めた。

▼第1試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
〇池田幸司(ReBORN経堂)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)
※池田がリザーバーに決定。


 1R、ローの蹴り合いからスタート。蹴り主体の池田は左右のミドルとロー、サウスポーの鵜澤はパワフルなワンツーと左右フックを蹴りに合わせる。


 2R、池田は左ローを狙い撃ち、蹴りからパンチにつなげてヒットを奪う。ボディを攻める鵜澤だが池田のミドル&ローを受ける場面が多く、パワフルなパンチを放っても蹴りで相殺されてしまう。終盤にはお互いにパンチを当て合った。


 3R、前蹴りとヒザ蹴りでボディを攻め、三日月蹴りとミドルも蹴る池田。その後の右ストレートも鵜澤の顔面を捉えるようになり、鵜澤は鼻から大量に出血。ドクターチェックを受ける。顔面ヒザで眉間も切れた鵜澤は大流血。池田の左フックでバランスを崩した鵜澤の顔を池田が蹴り上げる形で鵜澤が倒れ、これがダウンとなる。


 判定3-0で池田が鵜澤を下し、リザーバーの権利を手にした。

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