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レポート

【UFC】3つの王座戦が流れたメインで王者フィゲイレードが挑戦者モレノと死闘の末にドロー防衛、オリヴェイラが元王者ファーガソンに圧勝! ダーンが打撃戦を制して3連勝、ジャカレがガードからの打撃で失神TKO負け、スワンソン&フィジエフが衝撃KO勝利!

2020/12/13 10:12

【セミメインイベント】

▼ライト級 5分3R
×トニー・ファーガソン(米国)155lbs/70.31kg
[判定0-3] ※26-30×3
○シャーウス・オリベイラ(ブラジル)154.5lbs/70.08kg

 セミで行われるライト級戦。前日計量では、5月のジャスティン・ゲイジー戦でのTKO負けからの再起戦となるトニー・ファーガソン(米国)が155ポンド(70.31kg)のチャンピオンシップウェイトでクリア。

 2017年12月のポール・フェルダー戦の敗北後、オクタゴンで7連勝中のシャーウス・オリベイラ(ブラジル)は、サングラスにUFCとパートナーシップを結んだキッチナー社のマスクのフル装備で秤に乗り、154.5ポンド(70.08kg)で計量をクリアしている。

 ライト級3位のファーガソン、7位のオリヴェイラ。

 1R、サウスポー構えのファーガソン。オーソドックス構えのオリヴェイラ。セコンドのディエゴ・リマはコロナ陽性反応でつけず。

 右ミドルハイはオリヴェイラ! ブロックするファーガソンは右の返しを入れる。強い圧力をかけるオリヴェイラは金網に詰めてボディロックテイクダウン! ギロチン狙いからハーフガードで右足を二重がらみにするオリヴェイラは足を解きパス、うつぶせになろうとするファーガソンにマウントへ。

 マウントから両脇を差して抱き着くファーガソン。
引きはがしヒジを打つオリヴェイラ! 後頭部をマットに叩きつけるオリヴェイラ。肩固め狙いから頭を戻しヒジを打つ。さらに終了間際に腕十字へ! 左脇に挟みヒジを曲げるが、肩を入れ込んだファーガソンがしのぎブザー。

 2R、オーソドックス構えになり右ボディから入るファーガソン。しかし蹴り足を掴まれたファーガソンは右ヒジ! オリヴェイラはテイクダウンを奪うが、ファーガソンは下から顔面に蹴り上げ。オリヴェイラは左目上から出血する。中断後再開。

 かつぎパスから上四方、パウンド。ケージウォークで足を戻すファーガソンはクローズドガードに入れて潜りから足関節狙い。足を解いたファーガソン。ここも折りたたんでかつぎパスから上四方となると、ファーガソンは下からオリヴェイラを自身の右ヒザ裏で両手でクラッチし、固定する。

 3R、前に出るファーガソンを右ローで牽制するオリヴェイラ。ファーガソンの蹴り足を掴んで詰めて尻下でクラッチ組むとリフトしテイクダウン! 左で脇差し、右は枕にパスガードするオリヴェイラはマウントから三角絞めへ! すぐに肩をズラすファーガソンにオリヴェイラは足を解除。そのままサイドで抑え込み。ファーガソンの下からのアナコンダチョーク狙いも潰し、サイドをキープ。

 ノースサウスからレッグドラッグ、サイドに戻りヒジを突いて抑え込んでブザー。オリヴェイラは満面の笑みで両手を挙げた。

 元王者相手に、30-26×3の大差判定3-0で勝利したオリヴェイラは、「この短い期間で試合を受けたのは俺だけだろう。(腕十字は)彼は王者だからタップしないだろうと思ったけど、歴史を作ってやろうと思ったよ。このライト級で来月にはコナー・マクレガーが試合をするけど、ベルトを狙うのは俺だ。神とシュートボクセに感謝するよ。ダナ、ボーナスを待っているよ」と、王座獲りとボーナスををアピールした。

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