▼ミドル級 5分3R
○ケビン・ホランド(米国)185lbs/83.91kg
[1R 1分45秒 TKO] ※右パウンド4連打
×ホナウド・ジャカレ・ソウザ(ブラジル)185.5lbs/84.14kg
ジャカレは前戦ライトヘビー級でブラホヴィッチ戦にスプリット判定負け。ミドル級に戻して2連敗からの再起戦に臨む。ホランドはUFCで2020年5月、8月、9月、10月31日と怒涛の4連戦を4連勝している。
1R、ともにオーソドックス構え。向き合うとホランドの大きさが際立つ。ホランドの右ローにいきなり掴んでテイクダウンを奪うジャカレだが、ホランドは下から三角に組んで、ヒジ打ち! ジャカレのパス際に立ち上がる。
スタンドでのギロチンから引き込みも首は抜かれたホランド。しかし下からのパンチが届くホランドは、長い足を効かせてガード。
.@Trailblaze2top the 3rd fighter in modern @UFC history to earn 5 victories in a calendar year. He joins Roger Huerta (2007) & Neil Magny (2014)
— UFC News (@UFCNews) December 13, 2020
Holland joins Niko Price as the 2nd fighter in @UFC history to earn a knockout stemming from a punch from bottom position #UFC256 pic.twitter.com/mpht72MwR3
足を捌いてパスを狙うジャカレに左の鉄槌、さらに右フックでジャカレの意識を飛ばせると、左右を連打! ジャカレは正座して座ったまま後方にのけぞり失神。レフェリーがすぐに間に入った。
ホランドはUFC5連勝。勝利コール後、椅子に座って回復を待つジャカレの前に正座して挨拶に行った。
LONGEST ACTIVE @UFC WIN STREAKS - Middleweight
— UFC News (@UFCNews) December 13, 2020
9 - Israel Adesanya
5 - Kevin Holland (@Trailblaze2top)
4 - Marvin Vettori#UFC256 Results: https://t.co/t5Qf0fqKnh pic.twitter.com/vfls9s6ve7
試合後インタビューでは、「以前も鉄槌を効かせている。グラウンドのデフェンスを練習してきたよ。一気に何人を相手しても勝てるよ思う。黒帯をもらってもいいんじゃないかな。この動きはナチュラルなものだ。試合を終えて生きてるなと感じると。ほんとうは12月にもう1試合予定しているんだ。(今年5試合だが?)次の試合も楽しみにしているよ」と、まさかの年内にもう1試合のプランがあることを語った。