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レポート

【UFC】3つの王座戦が流れたメインで王者フィゲイレードが挑戦者モレノと死闘の末にドロー防衛、オリヴェイラが元王者ファーガソンに圧勝! ダーンが打撃戦を制して3連勝、ジャカレがガードからの打撃で失神TKO負け、スワンソン&フィジエフが衝撃KO勝利!

2020/12/13 10:12

▼ミドル級 5分3R
○ケビン・ホランド(米国)185lbs/83.91kg
[1R 1分45秒 TKO] ※右パウンド4連打
×ホナウド・ジャカレ・ソウザ(ブラジル)185.5lbs/84.14kg

 ジャカレは前戦ライトヘビー級でブラホヴィッチ戦にスプリット判定負け。ミドル級に戻して2連敗からの再起戦に臨む。ホランドはUFCで2020年5月、8月、9月、10月31日と怒涛の4連戦を4連勝している。

 1R、ともにオーソドックス構え。向き合うとホランドの大きさが際立つ。ホランドの右ローにいきなり掴んでテイクダウンを奪うジャカレだが、ホランドは下から三角に組んで、ヒジ打ち! ジャカレのパス際に立ち上がる。

 スタンドでのギロチンから引き込みも首は抜かれたホランド。しかし下からのパンチが届くホランドは、長い足を効かせてガード。

 足を捌いてパスを狙うジャカレに左の鉄槌、さらに右フックでジャカレの意識を飛ばせると、左右を連打! ジャカレは正座して座ったまま後方にのけぞり失神。レフェリーがすぐに間に入った。

 ホランドはUFC5連勝。勝利コール後、椅子に座って回復を待つジャカレの前に正座して挨拶に行った。

 試合後インタビューでは、「以前も鉄槌を効かせている。グラウンドのデフェンスを練習してきたよ。一気に何人を相手しても勝てるよ思う。黒帯をもらってもいいんじゃないかな。この動きはナチュラルなものだ。試合を終えて生きてるなと感じると。ほんとうは12月にもう1試合予定しているんだ。(今年5試合だが?)次の試合も楽しみにしているよ」と、まさかの年内にもう1試合のプランがあることを語った。

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