MMA
レポート

【ONE】ハガティーが内藤大樹から2度のダウンを奪い勝利、山田哲也はジェウォンにTKO負け、ホルツケンがレバー打ち勝利、オパチッチがジマーマンに鮮烈後ろ廻し蹴りTKO勝ち

2020/12/11 21:12

▼ウェルター級 3分3R
×アギラン・タニ(マレーシア)
[判定0-3]

○タイラー・マクガイア(米国)

 マレーシアのアギラン・タニは、2019年6月に秋山成勲に判定勝ち。10月に岡見勇信にスプリット判定勝ち、12月にダンテ・スチロにスプリット判定勝ちと2019年を2勝1敗と勝ち越している。米国サンフォードMMAでも練習経験がある。

 対するマクガイアは、MMA11勝1敗。ONEではルイス・サントスに判定勝ち。2018年11月の前戦ではゼバジタン・カデスタムに5R TKO負けを喫している。

 1R、ともにオーソドックス構え。左で差して押し込むマクガイア。右で差してダブルレッグテイクダウンに、タニはギロチン狙いもマクガイアは首と対角にパスしデフェンス。下のタニは立ち上がる。

 スタンドで再び左で差して小外がけテイクダウンはマクガイア。ハーフからタニの顎下に頭をつけて脇差しパスガード。しかし、タニもスクランブル立ち上がり、ボディロックテイクダウン! すかさずマウント、バックマウントもゴング。

 2R、1R同様に脇を差して崩してバックテイクはマクガイア。背中に跳び乗るが、タニは前方に落とす。立ち上がるタニは再びボディロックテイクダウン! しかしタニは下からシングルレッグで立ち上がる。

 タニの圧力にマクガイアは下がり始める。ワンツーにマクガイアは左で差して金網まで押し込むと両脇差してテイクダウン。亀になるタニの背後から片足をからめ、バックマウントからハーフになって上のままゴング。

 3R、左で差して押し込むマクガイアに右の足払いで崩すタニ! さらに自らシングルレッグも切るマクガイア。金網に詰めるとタニはカウンターの右ヒザ狙いもマクガイアは左で脇を差して押し込む。しかしタニは体を入れ替えて押し込む。離れて右を打ち込むのはマクガイア。左で差して崩してバックマウント。いったんは亀になるタニの身体を伸ばしてチョークを狙うが、タニも正対。再びマクガイアはバックに回りコントロールしたままゴング。

 判定は3-0でマクガイアが勝利。カデスタム戦の敗戦から再起を果たした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント