MMA
インタビュー

【ONE】箕輪ひろば「リト・アディワンは良い意味でネジが飛んでいる選手。今までに見たことがない箕輪ひろばを見せる」=11月13日(金)21時30分から配信

2020/11/13 21:11

リト・アディワン「彼(箕輪)が出来ることではなく、自分が出来ることに集中し、磨いて来ました」

──久しぶりの試合に臨みますが、今の気持ちをお聞かせください。

「再び試合をできること、好きなことを続けられること、とても嬉しく思います」

──ONEで連勝の勢いを保つことはどれだけ重要に思いますか。

「連勝の流れをキープすることはとても重要なことです。なぜなら、ONEでの自分の知名度を上げていくただ一つの方法だと思うから」

──ONEデビュー戦でも印象的な試合で、インパクトを残していますよね。この流れをどう維持していきますか。

「練習で頑張り続け、成長を止めないことで維持するしかないと思います。そうして、サークルに入る度に自分が成長した姿を、またファンが見たいと思うパフォーマンスを披露できる。ONEの中で最高の選手の一人になりたいなと思います」

──相手の箕輪ひろばについてどんな印象をお持ちですか?

「箕輪選手は良いファイターだと思います。若くてハングリーのある選手。寝技も得意。だけど自分は、チャンピオンになることを目指してこの試合に臨むつもりです」

──この試合に向けてどんな準備をしていますか。

「全ての面で準備をしていますが、相手は柔術が得意そうなので、その対策もきちんとしています。ですが、彼ができることではなく、自分が出来ることにもっと集中し、それを磨いて来ました」

──タイトル戦線に立つまでにあと何勝する必要があると考えていますか。

「現状(ランキングで)トップ5には入っているので、あと数試合だとは思っていますが、ONEが決めることなので、それに任せたいです」

──同門で現王者のジョシュア・パシオが、このままストロー級で実績を残していくのであれば、階級を変えることも考えますか。

「今は、この階級で戦うことだけを考えているので、まだ何も言えないです。それは、この先に決めればいいと思っています」

──立ち技、寝技の両方のスキルをONEで披露しています。ファンに期待して欲しいことは何ですか。

「毎回、サークルに入る度に、自分の最高のパフォーマンスで盛り上がる試合を見せるので期待していて欲しいです」

──「チームラカイの期待の星」と呼ばれています。それについてはどう思いますか。

「そう呼ばれているのはとても嬉しいです。これからも頑張り続けて、周りの期待に応えていきたいと思います」

◆猿田洋祐(ONEストロー級1位)
「勝敗予想は、リト選手が2RKO勝ち」

「自分のONEデビュー戦は、2週間前に試合が決まり急いで準備したり、初めての海外での試合で大変だったと感じます。ただ、デビュー戦で元王者アレックス・シウバに勝った事で世界中の人からSNSでメッセージをもらった記憶はあります。たくさんの人に自分を知ってもらう良いきっかけになった試合です。

 今回、箕輪選手が対戦するリト・アディワンは、チームラカイの選手の中で最もアグレッシブな戦いをする印象があります。フィニッシュする力はONEストロー級で一番かもしれません。野生的で闘争心溢れる試合が魅力だと思います。

 対する箕輪選手は、自分の次に修斗世界王者になった選手で、子どもの頃から修斗を始め、打撃、レスリング、グラップリングをバランス良く出来る選手です。フィニッシュする力も強いと思います。箕輪選手とは以前に試合をした事があるのですが、若くて成長するスピードが早いので、将来日本を代表するMMAファイターになると思います。自分がチャンピオンになれば、今後戦う事があるかもしれませんね。

 2人の試合予想は、リト選手はいつも通りアグレッシブにスタンドでもグラウンドでも戦ってくると思います。特に試合前半は強いと思うので、箕輪選手は耐えながら、粘り強くグラウンドで勝負しに行く展開を予想します。勝敗予想は、リト選手の2RKO勝ちです」

◆佐藤将光(ONEバンタム級2位)
「初戦からアディワンとはなかなかの強豪をぶつけてきた」

「自分のONEデビュー戦の時は、これで自分という選手が、修斗のチャンピオンがどの程度か評価されると思ってやっていました。ONEはフィジカル等、一個どこか抜き出ている選手が多い印象でした。打投極混ぜて自分の得意なところでやっていけばいけると、絶対通用するんだと自信を持って戦いました。

 正直、初戦からリト・アディワンはなかなかの強豪をぶつけてきたなと思います。でも勝てば一気に上がるチャンス。何よりのまれず、存分に自分のパフォーマンスを出して欲しい! 欲を言えばその上で勝ってほしい。ファイト!!」

 また、最終計量およびハイドレーションテスト(尿比重による水分量の計測)の結果も発表され、全10選手が通過している。

 減量時の水好きを禁止しているONEでは、ユニファイドルールが定める階級より実質1階級上の体重が上限となっている。またハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われ、体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下の規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。計量&テスト結果詳細は以下の通り。

ONE: INSIDE THE MATRIX 3

▼バンタム級(61.3kg-65.8kg)
ジョン・リネカー(65.75kg, 1.0078)
ケビン・ベリンゴン(65.45kg, 1.0144)

▼キャッチウェイト 64.0kg
ソン・ミンジョン(64.0kg, 1.0136)
ジェへ・ユスターキオ(63.75kg, 1.0136)

▼ウェルター級(77.2kg-83.9kg)
ムラド・ラマザノフ(83.75kg, 1.0018)
手塚 裕之(83.0kg, 1.0233)

▼ミドル級(84.0kg-93.0kg)
ユーリ・シモエス(92.45kg, 1.0187)
ファン・ロン(92.7kg, 1.0176)

▼ストロー級(52.3kg-56.7kg)
箕輪ひろば(56.4kg, 1.0187)
リト・アディワン(56.55kg, 1.0136)

大会は、11月13日(金)午後9時30分(日本時間)より、ONE公式アプリ「ONE Super App」や、ABEMA「格闘チャンネル」を含め150カ国以上で配信される。

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