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【DEEP】阿部大治が1R TKO勝ち「住村、待ってろ!」ライト級転向も宣言、バティスタが水野にTKO勝ち、平田樹の兄・直樹が一本勝ち。「朝倉未来1年チャレンジ」勢は2勝1敗

2020/11/01 12:11

▼DEEPフェザー級 5分2R 
×星野 豊(和術慧舟會HEARTS)
[2R 3分59秒 腕十字]
〇平田直樹(K-Clann)

 ONE Championshipで活躍中の平田樹の兄・平田直樹(K-Clann)がプロデビュー。2017年度プロ修斗フェザー級新人王・星野豊(和術慧舟會HEARTS)とフェザー級の2Rで対戦する。

 樹より早く講道館・春日柔道クラブに通っていた直樹は、国士舘高校時代に柔道で体重別で団体戦に出場するなど活躍。その後も名門・国士舘大学柔道部に所属。

 2020年2月のフューチャーキングトーナメントでは、1回戦でアゴ骨折の重傷を負いながら柔道仕込みの内股での投げから腕十字で一本勝ち。2回戦では三角絞め、腕十字など柔術練習の成果も発揮し、判定勝ちで優勝。アゴの治療を終え、満を持してプロデビュー戦に臨む。樹のSNSでの「やってやろうぜ」の期待に応えることが出来るか。

 対する星野は、MMA4勝4敗とキャリアで平田を上回る。中学生のころはひきこもりのようになり、「2年生の終わりから学校へ行けなくなった」という星野だが、15歳から20歳まで地元・燕市の空手教室で学び、SAI-GYMに入門。定時制は続かなかったが、20歳から通信制で学び直して2017年春に卒業している。

 上尾ケージファイト等を経て、2017年に修斗フェザー級新人王を獲得した。2018年春に上京し和術慧舟會HERTSに移籍。高橋孝徳、久保村嘉輝に敗れ、DEEPに戦場を移し、2019年8月に高塩竜司にスプリット判定で勝利。しかし、前戦同年12月の「DEEP 93」では、前述の神田コウヤの左ストレートを浴びTKO負けを喫している。再起戦で注目の新人相手にキャリアの差を見せつけるか。

 1R、サウスポー構えの星野にオーソドックス構えの平田。星野の左の蹴りの打ち終わりに組んでテイクダウン。立ち際にギロチンを狙い、首を抜いた星野にリアネイキドチョークを狙う平田。2R、蹴り足を取られた平田が下に。ギロチン狙いから立つと。投げの圧力でがぶりで上にマウントからリアネイキドチョーク狙い。1R同様に正対して凌ぐ星野に得意の腕十字を極めた。

 試合後、平田は「とりあえずプロデビュー戦で勝ててホッとしています。これからどんどん試合をして勝ち続けてチャンピオンになります」とマイクで語った。

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