▼DEEPフェザー級 5分2R
〇樋口 武(骨法烏合會矢野卓見道場)
[1R 3分24秒 アンクルホールド]
×西谷大成(トライフォース赤坂)
フェザー級では、西谷大成が樋口武(骨法烏合會矢野卓見道場)と対戦。
『THE OUTSIDER』第2代&第4代-65kg級王者の樋口は、プロMMA8勝6敗。しかしアマチュア時代には、2011年11月に金太郎に腕十字で一本勝ち、2013年12月には朝倉未来にもヒールフックで一本勝ちするなど、両選手のキャリア初期ながら、高校時から通う骨法鳥合会矢野卓見道場らしい関節技で10連勝をマークしている。
しかし、プロ転向後は怪我もあり、黒星が先行。金太郎、未来にリヴェンジを許すと、一念発起。2016年12月から6連勝を飾った。DEEPには2019年12月に初参戦。高塩竜司に1R TKO負けと厳しい洗礼を受けている。2020年4月に『THE OUTSIDER』のベルトを返上、前田日明からもRyoとともに指導を受けている。
樋口は、SNSで「皆さまの力添えがあり手術後にまた試合復帰することが出来ました。そのことに感謝しつつ対戦相手を全力でぶっ壊します」と意気込みを記している。
対する西谷は、レスリングをバックボーンとするサウスポー構えのファイター。『朝倉未来1年チャレンジ』で自営建設業から転身し、2020年8月の『DEEP 96』では1R、リアネイキドチョークで岩永翔吾を仕留めている。突貫ファイトの西谷と、寝技師・樋口。勝負を決めるのは打撃か寝技か。それとも……。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローを当てる樋口に、右ストレートを振る西谷。右フックを当てた西谷に、ダブルレッグテイクダウンは樋口。立ち上がる西谷に、樋口はストレートフットロック狙いから潜り、アンクルホールドでタップを奪った。