HOOST CUP KINGS OSAKA7~BURNNING! OSAKA~【NIGHT FIGHT】2025年9月14日(日)大阪・関西テレビ放送なんでもアリーナ
▼メインイベント HOOST CUP日本ライト級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R〇成尾拓輝(究道会館/王者)TKO 1R 0分32秒 ※左ヒザ蹴り×安川侑己(志村道場/HEATライト級王者/挑戦者)※成尾が防衛に成功。
昨年7月カンテレ大会にて、前王者・泰良拓也と5度に渡るダウンの応酬の末、HOOST CUP日本ライト級タイトルを奪還し、シュートボクシング、ONE Friday Fights(3勝3KO1敗)でさらに実績を積んだ王者・成尾。
対するは、HEATライト級王者として、7月HOOST CUP名古屋大会に参戦し、同級トップコンテンダーのRISING大輝に勝利し今大会の挑戦権を得た安川。
両者気合い十分でリングイン、序盤から猛攻を仕掛ける成尾にがっちりガードを固める安川だが、成尾がガードの隙間から左フックでぐらつかせ、片手ひっかけのヒザ蹴りでダウンを奪う。ダメージが深刻で立ち上がれない安川。成尾が防衛に成功した。
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▼セミファイナル(第6試合)ヘビー級 3分3R延長1R×ミヤギン(TeamBonds/HOOST CUP日本ヘビー級王者)判定0-2 ※29-30×2、29-29〇山下力也(道真会館/元MA日本&ACCELヘビー級王者)
3月京都大会において、前王者ジャイロ楠の途中棄権により、リマッチにて返り討ちにし、HOOST CUP日本ヘビー級王者となったミヤギン。7月名古屋大会では旧K-1からの古豪王者アンドリュー・ペックと激闘の末惜敗している。今大会の対戦者・山下力也は元MA日本、アクセルヘビー級王者として国内ヘビー級戦線で活躍している強豪だけに、今後の国内ヘビー級での立ち位置が定まる試合である。
開始早々フルコンタクト空手家である山下が、普段のサウスポーでなくオーソドックスでじりじりとプレッシャーをかけ、ローキックとパンチを主軸に仕掛ける。ミヤギンがかわして、ジャブ、ローでポイントアウトする展開。ミヤギンが山下のテンカオで動きを鈍らせる場面も目立つ。
最終3R、ミヤギンもラッシュをかけ追い詰めるが、サウスポーに戻した山下がハイキックをクリーンヒット。左ミドルでもミヤギンが苦しそうな表情を一瞬見せる。クリーンヒットではミヤギンが上回るも、ジャッジは、山下のダメージをとったか、僅差で山下が勝者となった。
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▼第5試合 PRO-KARATEDO達人提供試合 63kg契約 3分3R延長1R〇HAYATO(CRAZY WOLFGYM/TATSUJINフェザー級王者、MA日本ライト級王者)判定3-0 ※29-28、30-29×2×宮本雅大(ハーデスワークアウトジム)
HOOST CUPはキックボクシングの競技化を図るとともに、そのルーツである“空手”と日本が誇る武士道をあらわすべく、友好協力団体である、PRO KARATEDO達人の提供試合で行われた一戦。
達人王者HAYATOは、MA日本ライト級王者でもあり、ルール初挑戦であった宮本雅大だが、手が合い、高度な打撃戦を中心に時折見せるパウンド攻撃も残酷性がなく、武道競技として初めて見る来場者にも空手の可能性が伝わったのではと思わせた。
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▼第4試合 ミドル級(70kg)3分3R延長1R○岩本光太郎(NJKF誠至会/NJKFスーパーウェルター級6位)判定2-0 ※30-29×2、29-29×ウェズリー・ペレイラ(BRAZILIAN THAI)
NJKF2位の岩本光太郎と、4冠王ダニロ・ザノリニの愛弟子ウェズリー・ペレイラの一戦は、激しい攻防の末、岩本が競り勝ち勝者となった。
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▼第3試合 ミドル級(70kg)3分3R延長1R〇狂介(道化倶楽部)TKO 1R 0分45秒 ※右ヒザ蹴り×MOTOKI(レジェンド・ドラゴンジム)
道化倶楽部移籍後初の試合となった、西日本インディーズタイトル2冠保持者・狂介と、長きに渡り現役ミドル級トップ戦線に君臨するTOMOYUKIの愛弟子・MOTOKIの一戦は、序盤から狂介の猛攻。サウスポーのMOTOKIに右ヒザが決まり、ダメージの深刻さにレフェリーがストップ。狂介のTKO勝利となった。
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▼第2試合 90kg契約 3分3R○マルシアーノ・アーツ(TEAM AERTS)TKO 3R 2分07秒 ※レフェリーストップ×祖父江智典(PRO-KARATEDO達人推薦/健慎会)
パンチの連打により危険と見なしレフェリーストップ。
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▼第1試合 バンタム級(55kg)3分3R〇金本魁羅(M3AFIT)TKO 1R 1分33秒×丸石龍哉(RS道場)