(C)サステイン
2020年12月20日(日)大阪・メルパルクホールOSAKAにて、サステイン主催のプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.8 最終戦 in OSAKA Supported by ONE Championship」の開催が決定。2カードが発表された。#shooto1220
新型コロナウィルス感染拡大の波を受け、格闘技の大会そのものが大きく様変わりした2020年。修斗はいち早くコロナ禍での大会開催に着手し、コロナ対策を模索しながら「ROAD to ONE」「TTFC」にも協力。その流れの中で、今秋からは地方のプロ大会、アマチュア修斗も本格的に活動を再開している。その締めくくりとなる今年度の最終戦が、メルパルクホールOSAKAにて決定した。
▼環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 5分3R
田中 有(同級1位/リライアブル)
キャプテン☆アフリカ(同級2位/総合格闘技道場コブラ会)
オオトリのメインイベントを飾るのは、田中有(同級1位/リライアブル)vs.キャプテン☆アフリカ(同級2位/総合格闘技道場コブラ会)の環太平洋ライト級王者を決める一戦。
田中有はデビュー戦から4連勝を飾り、その全てを一本、KOで対戦相手を圧倒。“ライト級の超新星”としてビッグインパクトを残してきた。しかし、2018年9月に大尊伸光に挑んだ試合では、序盤から打ち合いに応じるも、大尊の強打に撃沈。
再起を図った2019年11月の岡野裕城との一戦では、KO、一本に拘らず、ベテランの岡野を相手に小外刈でテイクダウン&バックを奪うなど試合巧者ぶりを発揮し、全局面で優位に試合を進め復活の勝利。最新のランキングでは環太平洋1位に返り咲き、ブランク明けでチャンピオンシップ出場権を獲得した。
その対戦相手となるのが同級2位のキャプテン☆アフリカ。グラップリングのQUINTETでは出花崇太郎として活躍するキャプテンは、2019年6月にウエタユウに判定勝ち、同11月にはABを2R TKOに下して、2020年7月の大阪大会で川名雄生と世界王座を争った。
大応援団の声援のなか、真っ向勝負を挑むも、数々の打ち合いを制してきた川名の剛腕の前に轟沈。今回、2大会連続で「王座決定戦」に挑むこととなり、早くもベルトを巻くまたと無いチャンスが舞い込んだ形だ。
打撃の田中、極めのキャプテンとベースとなるスタイルは対照的だが、共に相手の得意なスタイルで戦うことも出来る。しかし、グランドワークに関してはキャプテンに圧倒的に分がある。田中としては組ませずに打撃のヒット数を増やして相手を削り、テイクダウンの際でトップポジションを奪うことが出来れば、グランドでも優位に戦える。
相手の領域に踏み込んだ時にきちんと凌げるかが勝負の鍵となり、テイクダウンプレッシャーのなかスタンドでの打撃が勝負を左右することになるだろう。
関西中量級を代表する二人が初戴冠を掛けて雌雄を決する。田中が神戸にベルトを持ち帰るか? キャプテンがコブラ会に修斗のベルトをもたらすのか? 避ける事ができない宿命の対決がいよいよ実現する!
▼73kg契約 5分2R
林RICE陽太(パラエストラ東大阪)
西川大和(西川道場)
そして現在、ライト級で一際注目を浴びている“18歳の二刀流”西川大和(西川道場)が大阪初登場。2020年5月の修斗初参戦で フルコンタクト空手出身の木下タケアキに判定勝ち。続く9月大会では椿飛鳥を1R 三角絞めで極めるなど、スタンドも寝技も18歳とは思えない試合巧者ぶりで2連勝を飾っており、回を重ねる毎にMMAファイターとしての潜在能力を見せている。
北海道在住の西川だが、意外にも関西圏とは縁があり、小学5年生の時に関西で人気のテレビ番組『探偵ナイトスクープ』に出演。今日まで1日も休む事なく続けられている父・武彦氏によるあまりにも過酷で特殊過ぎるトレーニング方法が番組で紹介されている。大和のコーナーにも就く武彦氏はかつて修斗ジムに通っていた佐山聡門下生。親子鷹が修斗マットを席捲するか。
その西川大和を迎え撃つのが恵まれた体格に加え、安定した試合内容に定評がある林RICE陽太(パラエストラ東大阪)だ。
2019年は5月に大谷一誠と判定1-0ドローも、9月に鬼瓦にリアネイキドチョークで1R 一本勝ち。2020年1月には峯望実を相手に下がりながらもサウスポー構えからカウンターの右フックでKO勝ち。7月の石田拓穂戦では石田のヒザの負傷によるドクターストップで1R終了時TKO勝ちとなるなど、現在3連勝中だ。
ライト級戦線で頭ひとつ抜きん出るのは北の西川大和か? 西の林RICE陽太か? 2021年のライト級の台風の目となるであろう一戦に注目だ。
なお、今回は2部構成での開催。第1部では「TTF CHALLENGE 09」(13時開始予定)が行われ、第2部として「プロフェッショナル修斗公式戦」が開催される。チケットは11月初旬の発売を予定。その他の対戦カードは決定次第、発表となる。
◆プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.8 最終戦 in OSAKA Supported by ONE Championship
[日時]2020年12月20日(日)
[開場]16:00[開始]16:30
[会場]メルパルクホールOSAKA
2020年 10月度環太平洋ランキング
[選定]プロフェッショナル修斗ランキング委員会(10月1日付け/2020年9月30日までの実績で選定)
▼バンタム級[-135ポンド(-61.2kg)]
C(C)安藤達也(日本/無所属)
1(1)根津優太(日本/&MOSH)
2(2)倉本一真(日本/修斗GYM東京)
3(3)田丸匠(日本/NASCER DO SOL)
4(4)岡田遼(日本/パラエストラ千葉)
5(5)手塚基伸(日本/総合格闘技道場コブラ会)
6(7)藤井伸樹(日本/ALLIANCE)
7(6)魚井フルスイング(日本/和術慧舟會HEARTS)
8(8)石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)
9(9)小野島 恒太(日本/Combat Workout Diamonds)
10(10)加藤ケンジ(日本/K.O.SHOOTO GYM)
《解説》
・後藤に勝利した藤井をランクアップ。
・上記にともないランキングが変動。
▼フェザー級[-145ポンド(-65.8kg)]
C(1)SASUKE(日本/マスタージャパン)
1(3)TOMA(日本/直心会TK68)
2(4)山本健斗デリカット(日本/総合格闘技道場コブラ会)
3(2)リオン武(日本/ライジングサン)
4(C)仲山貴志(日本/総合格闘技津田沼道場)
5(5)内藤太尊(日本/roots)
6(6)青井人(日本/BLOWS)
7(7)高橋孝徳(日本/和術慧舟會AKZA)
8(9)工藤諒司(日本/TRIBE TOKYO M.M.A)
9(8)阪本洋平(日本/T-BLOOD)
10(10)高橋遼伍(日本/KRAZY BEE)
《解説》
・仲山に勝利したSASUKEが第11代環太平洋フェザー級王者に。
・防衛に失敗した仲山はランクダウン。
・野瀬に勝利した工藤をランクアップ。
・試合出場のないリオンをランクダウン。
・上記にともないランキングが変動。
▼ライト級[-155ポンド(-70.3kg)
C(-)空位
1(2)田中有(日本/リライアブル)
2(3)キャプテン☆アフリカ(日本/総合格闘技道場コブラ会)
3(1)小谷直之(日本/ロデオスタイル)
4(5)大尊伸光(日本/野田ボディビル同好会)
5(6)松本光史(日本/MASTER JAPAN)
6(7)AB(日本/和術慧舟會駿河道場)
7(8)福本よう一(日本/頂柔術・NATURAL9)
8(9)岡野裕城(日本/マッハ道場)
9(10)長田拓也(日本/BLOWS)
《解説》
・世界王座を獲得した川名をランク外へ。
・マックスに勝利した大尊をランクアップ。
・試合出場のない小谷をダウン。
・上記にともないランキングが変動。
▼ウェルター級[-165ポンド(-77.1kg)]
C(C)ソーキ(日本/NASCER DO SOL)
1(1)田村ヒビキ(日本/カルペディエム福岡)
2(2)勇星(日本/ピロクテテス新潟)
3(3)北田有(日本/和術慧舟會富山支部SPO)
4(4)村山暁洋(日本/GUTSMAN)
5(5)佐藤洋一郎(日本/マカコ柔術アカデミー)
《解説》
・変動なし。
2020年 10月度世界ランキング
[選定]プロフェッショナル修斗ランキング委員会(10月1日付け/2020年9月30日までの実績で選定)
▼ストロー級[-115ポンド(-52.2kg)]
C(C)箕輪ひろば(日本/総合格闘技道場STF)A
1(1)猿丸ジュンジ(日本/修斗GYM東京)A
2(3)本田良介(日本/CAVE)A
3(2)飯野タテオ(日本/和術慧舟會HEARTS)A
4(4)小巻洋平(日本/リライアブル)A
5(5)猿田洋祐(日本/和術慧舟會HEARTS)A
6(6)黒澤亮平(日本/パラエストラ松戸)A
7(7)中川マイケル(アメリカ/GRACIE TECHINICS)A
8(8)木内“SKINNY ZONBIE”崇雅(日本/和術慧舟會GODS)A
9(9)田上こゆる(日本/BLOWS)B
10(10)オニボウズ(日本/総合格闘技ゴンズジム)A
《解説》
・飯野をランクダウン。
・上記にともないランキングが変動。
▼フライ級[-125ポンド(-56.7kg)]
C(C)扇久保博正(日本/パラエストラ松戸)A
IC(IC)福田龍彌(日本/MIBURO)A
1(1)清水清隆(日本/TRIBE TOKYO M.M.A)A
2(2)内藤頌貴(日本/パラエストラ松戸)A
3(3)平良達郎(日本/Theパラエストラ沖縄)A
4(4)前田吉朗(日本/パンクラス大阪稲垣組)A
5(5)仲宗根武蔵(日本/Theパラエストラ沖縄)A
6(6)小堀貴広(日本/ゴンズジム)A
7(7)渡辺健太郎(日本/直心会生野道場TK68)A
8(8)亀島聖児(日本/修斗GYMS直心会)B
9(9)宮城友一(日本/キックボクシングDROP)B
10(10)宇田悠斗(日本/総合格闘技道場HOPE)B
《解説》
・変動なし。
▼バンタム級[-135ポンド(-61.2kg)]
C(C)佐藤将光(日本/坂口道場一族)A
IC(IC)岡田遼(日本/パラエストラ千葉)A
1(1)安藤達也(日本/無所属)A
2(2)根津優太(日本/&MOSH)A
3(3)田丸匠(日本/NASCER DO SOL)A
4(4)手塚基伸(日本/総合格闘技道場コブラ会)A
5(5)倉本一真(日本/修斗GYM東京)A
6(7)藤井伸樹(日本/ALLIANCE)A
7(6)魚井フルスイング(日本/和術慧舟會HEARTS)A
8(8)石井逸人(日本/TRIBE TOKYO M.M.A.)A
9(9)小野島 恒太(日本/Combat Workout Diamonds)A
10(10)祖根寿麻(日本/ZOOMER)A
《解説》
・後藤に勝利した藤井をランクアップ。
・上記にともないランキングが変動。
▼フェザー級[-145ポンド(-65.8kg)]
C(C)斎藤裕(日本/パラエストラ小岩)A
1(1)アギー・サルダリ(オランダ/スポーツヴィジョン)A
2(5)SASUKE(日本/マスタージャパン)A
3(2)仲山貴志(日本/総合格闘技津田沼道場)A
4(3)デュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/GB・ネーデルランド)A
5(6)TOMA(日本/直心会TK68)A
6(7)山本健斗デリカット(日本/総合格闘技道場コブラ会)A
7(4)リオン武(日本/ライジングサン)A
8(8)内藤太尊(日本/roots)A
9(9)青井 人(日本/BLOWS)B
10(-)工藤諒司(日本/TRIBE TOKYO M.M.A)A
《解説》
・仲山に勝利したSASUKEをランクアップ。
・野瀬に勝利した工藤をランクイン。
・試合出場のないリオンをランクダウン。
・上記にともないランキングが変動。
▼ライト級[-155ポンド(-70.3kg)]
C(C)川名雄生(日本/Y&K MMA ACADEMY)A
1(1)大尊伸光(日本/野田ボディビル同好会)A
2(2)田中有(日本/リライアブル)A
3(3)キャプテン☆アフリカ(日本/総合格闘技道場コブラ会)A
4(4)福本よう一(日本/頂柔術・NATURAL9)A
5(5)松本光史(日本/MASTER JAPAN)A
6(6)長田拓也(日本/BLOWS)B
7(7)AB(日本/和術慧舟會駿河道場)A
8(8)ホニス・トーヘス(ブラジル/ノヴァウニオン)A
9(9)岡野裕城(日本/マッハ道場)B
10(10)小谷直之(日本/ロデオスタイル)A
《解説》
・変動なし。
▼ウェルター級[-165ポンド(-77.1kg)]
C(C)エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル/ノヴァウニオン)A
1(1)ソーキ(日本/NASCER DO SOL)A
2(2)田村ヒビキ(日本/カルペディエム福岡)A
3(3)村山暁洋(日本/GUTSMAN)A
4(4)佐藤洋一郎(日本/マカコ柔術アカデミー)A
5(5)トミー・デプレット(ベルギー/ゴールデングローリー)A
《解説》
・変動なし。
▼ミドル級[-185ポンド(-83.9kg)]
C(C)シアー・バハドゥルザダ(オランダ/ゴールデングローリー)A
1(1)アンドレ・チャツバ(ブラジル/ミノタウロチーム)A
2(2)カルロスア・レッシャンドリ・ペレイラ(ブラジル/ドラゴンファイトチーム)A
3(3)ペトラス・マルケヴィチス(リトアニア/アウドラジム)A
4(4)レアンドロ・シウバ(ブラジル/ノヴァウニオン)A
5(5)ミッケル・グルドベーグ(デンマーク/タラレック)A
《解説》
・変動なし。
▼女子スーパーアトム級[-110ポンド(-50.0kg)]
C(C)黒部 三奈(日本/マスタージャパン)
1(1)大島 沙緒里(日本/AACC)
2(2)イ・イェジ(韓国/TEAM J)
3(3)杉本 恵(日本/AACC)
4(-)中村 未来(日本/マルスジム)
《解説》
・永尾に勝利した中村をランクイン。
・上記にともないランキングが変動。